羽田空港にやってきました。台風の近づく中、無謀に山陰への旅に向かいます。
羽田空港
米子鬼太郎空港
少し遅延しましたが、無事に到着しました。
目玉おやじw
この空港はゲゲゲの鬼太郎がいっぱい。いかにも楽しい。
ここから境港市に向かいます。ここが米子空港駅。
鬼太郎ラッピング列車がやってきます。猫娘や!
沿線各駅は妖怪の別称があるみたいです。
JR境港駅
さあ境港駅に到着しました。別名はもちろん鬼太郎駅です。
妖怪だらけ。鬼太郎だらけ。
そもそもなぜ鬼太郎かというと、作者の水木しげるさんが地元・境港市出身だからです。
駅前には水木しげるさんの執筆像が!
水木さんは「鬼太郎」など妖怪ものが有名な漫画家ですが、「劇画ヒットラー」や「総員玉砕せよ」などの歴史もの、戦記物でも秀作が多いですね。
水木しげるロード
ここから水木しげるロードが始まります。この道には妖怪銅像や土産物屋が並びます。
ゲゲゲの鬼太郎の塔。
河童の泉。
この辺りはもともと普通の商店街でしたが、平成の変わり目頃には他の町と同様に寂れてきました。
そこで平成4年、水木しげるさん自身が妖怪を使って町おこしをしてはどうか?と提案され、町づくりが始まったようです。
妖怪神社です。
これはゲゲゲの女房。
水木さんの像には左腕がありません。戦争で失ったのです。
水木さんは信濃丸(日露戦争でバルチック艦隊を発見)に乗ってラバウルに出征。過酷な戦場で左腕を失い、何度も生死の境を彷徨いながら終戦を迎え、幸運艦・駆逐艦雪風で帰国しました。
水木しげるロードを行くと記念館がありました。
水木さんの少年時代かな。
ちょっと混雑してたようなので入場はスルーし、外観だけ。
おさかなロード
境港は日本海側を代表する漁港です。
イカ釣り漁船の集魚灯。
さまざまな漁船が並びます。ズワイガニ漁船です。
対岸は島根半島です。
水木しげるのゆかりの地らしい。
遠くに見える橋は境水道大橋。別名「おさかな大橋」です。
水産物直売センター
直売センターをのぞいてみます。
なんと言っても蟹が境港の名物です。
食事もできるようで、海鮮丼を頼んでみました。
さすがの美味しさですね。
台場公園
ここは幕末に鳥取藩によって造られたお台場跡のようです。
お台場と言えば、江川太郎左衛門らによって造られた江戸湾の台場を思い起こしますが、実はこの時期に日本中で即席のお台場が造られています。
それほどペリー来航から開国に至るまでの、海防意識の変化は強かったのです。
昭和2年の美保湾沖、海軍演習の際におきた衝突事故の慰霊塔です。
境港灯台。
海とくらしの資料館
ここは海とくらしの資料館です。別名は「水のない水族館」とな??
何となく入ってみました。想像以上に面白かった!さまざまなお魚の剥製が見れます。クロマグロ。
ホホジロザメ。
この巨大マンボウが展示の目玉ですね!マンボウってこんなデカいのもいるのか?
ピラルク。南米原産の最大の淡水魚。
恐ろしい顔。5メートル近くあります。
リュウグウノツカイです。
カジキマグロ。
ハリセンボン通りとは?
歩いて水木しげるロードを再び冷やかしながら、境港駅に戻ってきました。
この後は島根県松江市に移動予定で、宿もとりました。実は境港から松江まで直行バスの便があったようなのですが、最近廃止されてしまったようなのです。
これが有名な江島大橋のポスターです。この道を通って、松江まで行けたはずなのに。
現在は鉄道で米子経由で行くしかないようですね。
松江は風情があって大好きな町ですが、問題は台風の接近です。松江のホテルで、夜中に暴風雨の音で目が覚めました。かつてない程の暴風が接近していたのです。
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