羽田空港
羽田空港から、ロンドンはヒースロー空港へと向かいます。
機内食でエア吉野家牛丼が出ました。日航と吉野家、タイアップですか。
ヒースロー国際空港
ついにやってきました。ロンドン。
ロンドンの玄関口は、ヒースロー国際空港です。
イギリスらしい!お出迎えです。
嬉しいのは近年、入国審査が大幅に簡略化されたことです。
日本はホワイト国扱いで、e-gateによる顔認証だけで通過できるようになりました!入国カードも不要らしい。
入国、ほぼ一瞬で突破。今までは厳しかったらしいけど、助かりましたよ。英語でネチネチいじめられるのが怖かったから。
さてロンドン中心部へヒースロー・エクスプレスを使って行きたいと思います。青いTrains to London の表示に従っていきます。
表示をたどって進んでいきます。
ヒースロー・エクスプレスの改札にきました。ネットで事前にチケットを買っておいたので、QRプリントしてきたものを改札でタッチして入場します。
ついでにロンドン市内の地下鉄やバスに乗るのに便利なオイスターカードを購入しておきます。
日本語表示もできます。楽勝・・と思ったんですが、紙幣を2枚まとめて入れようとしたら、エラーが出て「何で?」と焦りまくった!駅員の人が「1枚ずつ入れんだよ」と教えてくれて、やっとオイスターカードをゲット。
これを使えば、日本でいうところのsuicaのように「ピッ」とタッチで、地下鉄にもバスにも乗れるで。もちろんチャージも簡単。
さあ、ヒースロー・エクスプレスを待ちます。
パディントン駅まで15分ぐらいで着いちゃいます。
来たで。
成田エクスプレスっぽいね。
パディントン駅
ヒースロー・エクスプレスは、下車の時も改札タッチがありました。車内の検札だけだと聞いてたけど、変わったんですね。
パディントン駅の外。
地下鉄で行きます。
グレート・ポートランド・ストリート駅
グレート・ポートランド・ストリート駅が今回の宿の最寄りの駅です。
イギリス語では出口はExitでなく、Way out なんですね。
ここがグレート・ポートランド・ストリート駅。
Gendai Guest House
今回は「Gendai Guest House」さんに宿泊しました。
現在はコロナのせいで、休業を余儀なくされてしまったようです。感じの良い女性管理人さんも引っ越されたそうです。
チェックインした後、宿の周囲を散策しました。ユーストン通りをぶらついて、お店や駅の位置を把握したいと思います。
ロンドン名物2階建バス。宿の管理の方の話によると「地下鉄よりもバスを使った方が安くて絶対いい!」とのこと。しかもロンドン地下鉄は、やたら階段の段数があって登り降りキツいんですよね。
ウォレン・ストリート駅です。今回はこの駅をけっこう使うことになりそう。
ここはナショナル・レイル(国鉄)ロンドン・ユーストン駅です。
リバプールやコベントリーなど市外にも行くつもりなので、国鉄駅も確認しておきます。
ついでにネットで事前に予約した(コベントリー行きの)チケットを、ここで発行。今のうちにゲットしておきます。
またちょっと戻ってきて、地下鉄リージェンツ・パーク駅の位置も確認。市内観光地に行くのに便利な駅です。
地元のスーパー。どちらかというと庶民的なTescoで飲み物、食べ物を調達します。
無料レジ袋がないので、なんかマイバッグみたいのを持っているといいですね。
テレビもちょっと見たけど、どこの国に行ってもドタバタ番組やってるもんですね。
翌朝、ロンドン観光のスタートとして、現地オプショナルツアーに参加してみました。土地勘を掴めるかな?と期待しての参加です。朝はめちゃ寒かったです。
地下鉄ウォレンストリート駅から、ヴィクトリア線でナショナルレール(国鉄)ヴィクトリア駅に向かいます。
普通に冬支度w
ヴィクトリア駅
これがナショナルレール(国鉄)ヴィクトリア駅です。地下鉄駅から地下通路で行けたと思うけど間違って外に出ちゃいました。
ここで集合し、ミニバスに乗りこみ、市内観光名所を周遊していきます。さあ、出発。
ロンドン・ナショナルギャラリー。
トラファルガー広場。
ロンドン塔。
タワーブリッジ。
ウェストミンスター寺院。
まあ、この辺はあらためてじっくり入場観光していきます。
バッキンガム宮殿
宮殿というより公邸という感じですね。これから衛兵交代を見てみたいと思います。ものすごい人。無料だし、世界中から集まるんですよね。
これがヴィクトリア女王の記念碑で高さ25メートルあるらしい。
バッキンガム宮殿は1703年につくられ、1837年のヴィクトリア女王即位の時に国王公邸になりました。
衛兵の交代は行われます。
衛兵交替式に参加するのは、グレナディア・ガーズ、コールドストリーム・ガーズ、スコッツ・ガーズ、アイリッシュ・ガーズ、ウェルシュ・ガーズと呼ばれる5つの近衛歩兵連隊です。その他、ホースガーズも登場します。
着いた時は10:30の行進の途中でしたので、もう一発11:00の行進に向けてスタンバイします。
だいたい1時間前からスタンバイしないと、いいポジションは取れないみたいね。
さあ、来ました!
黒いモコモコの帽子はクマの皮を使っているらしい。
どの連隊か見分けるためには、黒い帽子についた羽根をみればわかるみたいです。白い羽根かな?だとしたらグレナディア・ガーズという連隊のようです。調べてみたところ・・。
宮殿の中も覗こうとしたんですが、人がすごくて見れない。
なおこの辺はスリ銀座らしいですねw
イギリス政治の中核とも言えるこの一帯を散策していきたいと思います。
英国国会議事堂
まずは国会議事堂の時計塔ビッグベン(エリザベス・タワー)の、今の姿です。(2019年当時)
ロンドンのシンボルなのに、この時は全面修理中。
ビッグベンに連なる国会議事堂(ウエストミンスター宮殿)自体が修理中で、足場だらけですね。
国会前での政治運動はどこの国でもやってるんですね。この人らはEU残留派かな?この時点ではまだブレグジット前でした。
クロムウェルの像が見えます。唯一の共和制時代の護国卿です。
この黒い塊はテロ対策だそうですね。車両ごと突っ込まれるのを防ぐためだとか。
ヴィクトリア・タワーだけは修理中じゃなかった。
リチャード一世(獅子心王)の像が立ちます。ライオンハートと呼ばれ、十字軍の戦いに明け暮れた勇猛な王です。
パーラメント・スクエア
この広場には、イギリスや世界を代表する大人物の像があります。
チャーチルは一番目立つね。第二次大戦時の首相です。個人的にはあまり評価していません。
ロイドジョージです。第一次大戦を戦勝に導いた大物政治家です。
パーマストンです。19世紀にイギリスが世界帝国になる過程で、大いに力を発揮した政治家です。アヘン戦争、クリミア戦争、アロー戦争、インド大反乱(セポイの反乱)など乱世の舵取りをしました。
ミリセント・フォーセットです。婦人参政権運動家で、1918年の制限付き婦人参政権、1928年の婦人普通参政権獲得に尽力しました。この像は2018年(婦人参政権獲得100周年)に立てられたばかりだそうです。フェミ時代の潮流に乗って再評価?という感じかな。
ネルソン・マンデラですね。南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離政策)を撤廃し、大統領にも就任しました。リンカーンの像もあったし、外国人でも「自由のために戦った」的な人は評価されているようです。
ロンドンのバスでは、特に88路線が主要な観光地を網羅しています。しかも地下鉄と比べて安い。
地下鉄は登り降りが多くて、辛いのでバスが楽でした。オイスターカードが使えるし。バスはオックスフォードサーカスからピカデリーサーカスへ。またエロス像に会えました。
そしてまたまたトラファルガー広場へ。
ウェストミンスター寺院
ウェストミンスター寺院は、イングランド国教会の総本山です。イギリス国王の戴冠式などの王室行事が執り行われ、内部の壁と床には歴代の王や女王、政治家などが多数埋葬されています。
壮麗な西側ファサードです。
入り口方面に向かっていきます。
こちらが正面入り口です。
やはり大人気スポットです。
入場1時間前の朝8時半から並んでも、なぜか10時ちょっと前まで待った。とにかく朝のロンドンは冬状態で、寒かった。
ようやく入場できます。
土足で踏めちゃう床に、墓碑銘が書かれてるんですよ。
日本人の感覚だと不敬の極みですが、イギリス的にはいいんだそうです。
内部は撮影禁止なので、公式アプリからの画像キャプを使って紹介していきます。
唯一土足で踏めない場所が「無名戦士の墓」です。
第一次大戦の無名兵士たちのものですね。欧州にとっては、第二次世界大戦よりも第一次大戦こそが衝撃の戦いでした。
身廊です。
ヘンリー三世が改築に着手した、英国で最も重要なゴシック様式の教会です。
聖歌隊席(クワイヤ)です。寺院の聖職者と聖歌隊が毎日礼拝を行う場所です。聖職者席には指定席もあり、ここが君主の席です。
イギリス連邦(かつての英国植民地圏)のカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカの高等弁務官にも指定席が与えられます。
主祭壇です。礼拝を行なう最も神聖な場所です。
祭壇前の床にはコスマーティ・ペイブメントがはめ込まれています。
聖エドワード懺悔王の聖堂です。主祭壇の裏側にあります。
エドワード懺悔王は1065年にウェストミンスター寺院を現在のような大寺院に造り変えたイングランド王です。
女王エリザベス一世とメアリー一世の墓です。
生前は最大の政敵だった二人が、一緒に眠るなんて不思議です。奥の石棺には「塔の中の兄弟」エドワード五世とその弟・リチャードの遺骨がおさめられます。
ヘンリー七世礼拝堂です。
テューダー朝の開祖ヘンリー七世によってつくられた教会内教会という感じです。聖母チャペルには、国王ヘンリー七世の墓があります。
その肖像は妻エリザベスとともに墓の上に横たわっています。
ヘンリー七世礼拝堂の奥にあるのが英国空軍(RAF)チャペルです。
第二次大戦中の1940年「バトル・オブ・ブリテン」と呼ばれる死闘が、ドイツ空軍との間で繰り広げられました。滅亡寸前の危機だった英国を救ったのは空軍だったのです。
メアリー・スチュアートの墓です。
エリザベス一世の命により、処刑されたスコットランド女王です。自らは殺されたものの、メアリーの息子ジェイムズ一世が新王朝・スチュアート朝を打ちたてます。
ジェイムズ一世は、亡き母のために、エリザベス一世のものよりもさらに立派な墓をつくりました。
詩人のコーナーです。
王族だけでなく、文化人達もここで眠ります。「カンタベリー物語」で有名なジェフリー・チョーサーやディケンズなどなど、多くの作家や詩人が埋葬されています。
回廊です。ここは寺院外なので、撮影しても大丈夫です。中庭は緑が映えて美しいですね。
ショップもあるんです。
聖マーガレット教会
ここはウェストミンスター寺院と同じ敷地にある聖マーガレット教会です。
工事中ですね!
ここも世界遺産。チャーチル首相が結婚式をあげた場所として有名です。
ウェストミンスター寺院が修道士たちに使用されていた頃に、一般の信者が祈りを捧げる場として使われていたとか。
↓これが工事してない時期の本来の姿です。
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