トヨタ産業技術記念館(名古屋市)
愛知といえば、世界のトヨタです。名古屋市のトヨタ自動車「トヨタ産業技術記念館」を見学してみたいと思います。
繊維機械館
まずは繊維機械館を見学していきます。
自動車で有名なトヨタも、もとは繊維機械から出発したのです。創業者は豊田佐吉です。
これが原綿で、インドなどから輸入してきます。
トヨタは戦前の軽工業(繊維)から、戦後の重工業(自動車)と、まさしく日本の主力産業を担い続けて来ているんですね。
自動車館
次は自動車館を見学していきます。
豊田佐吉の長男・豊田喜一郎は、1921年に欧米視察に行った際に、海外の自動車文化の隆盛ぶりに驚きました。で、日本にも自動車文化を発達させたいと考えるようになります。
最初は自転車の原動機から始まったんですね。
試作車のボディーです。
流線型ボディーで最初からカッコイイ!
1935年に完成したA1型という試作車です。
トヨダAA型乗用車(1936年)
トヨタ初の生産型乗用車で、1400台以上量産されたそうです。
トヨダG1型トラック(1935年)
トヨタレディのお嬢さんが車についていろいろ説明してくれます。トヨタは戦前から自動車をつくってたんですね。
歴代のトヨタの名車です。
トヨペットSA型小型自動車(1946年)
トヨペット・クラウンデラックス(1955年)
トヨペット・コロナ(1964年)
カローラ(1966年)
セリカ(1970年)
トヨタ2000GT(1967年)
やっぱりカッコイイぞ!
カムリ(1982年)
セルシオ(1989年)
プリウス(1997年)
ハイブリッドカーの代名詞です。
レクサスSC430(2005年)
レクサスLFA(2010年)
MIRAI(2010年)
究極のエコカー「燃料電池車」です。
トヨタの生産ラインです。これがプレスです。
産業用ロボットで型を作っていきます。
溶接していきます。ここでも産業用ロボットが大活躍しています。
塗装です。
エンジンとシャシーの組み立てです。
ここがショップです。
なかなかお勉強になりました。観光巡回バス「メーグル」で名古屋駅へと戻ります。
駅釜きしめん
肉きしめんを頼みました。
ついでに天むすも行ってみました。小さめでかわいいおむすびに海老天が乗っかってます。
うまか。
また別日に愛知県長久手市にやって来ました。名古屋から市営地下鉄を利用します。
藤が丘で乗り換えです。
リニモに乗り換えました。
トヨタ博物館(長久手市)
トヨタ博物館にやって来ました。
トヨタ博物館は世界のクルマの進化と文化をたどる博物館です。
19世紀から現在までの世界の代表的な車両約140台、クルマにまつわる文化資料約4000点を紹介しています。
トヨダ・AA型乗用車
トヨタ初の量産乗用車として1936年4月より市販を開始しました。
最初はトヨダだったんだ。
ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン(複製)
1886年に製造され、内燃機関で走行するように設計された世界初の自動車です。
人力車
1869年に日本人によって開発され、たちまち全国に普及しました。
ロールスロイス・40/50HP シルバーゴースト
1910年、イギリス。ロールスロイス社の最大の傑作と言われている。
シトロエン・5CV タイプC3
1925年、フランス。日本ではセミの愛称で親しまれました。
キャデラックシリーズ452A
1931年のアメリカナンバー1高級車。
ブガッティ・タイプ35B
1927年。フランスの量産レーシングカー。
フィアット500トッポリーノ
1936年、イタリア。トッポリーノの愛称で親しまれた小型車。
ランチャ・アストゥーラ ティーポ233C
サーヴ92型
1951年、スウェーデン。航空機会社サーヴは第二次大戦後、自動車産業に参入しました。
ポルシェ356 1100
1950年、ドイツ。ポルシェ博士の長男・フェリー=ポルシェが主導して開発しました。
メルセデス・ベンツ300SLクーペ
フォルクスワーゲン・タイプ1
ダイハツ・ミゼット DKA型
1959年発売。軽免許で乗れたことから爆発的ブームを巻き起こしました。
ロータス・エリート
トヨタ2000GT MF10型
マツダ・コスモスポーツ L10B型
1969年発売。世界初の実用・量産ロータリーエンジンを搭載した自動車です。
ニッサン・フェアレディZ 432型
1970年発売。北米市場をターゲットに廉価で安全なスポーツカーとして登場。大ヒットしました。
フェラーリ512BB(ベルリネッタ・ボクサー)
1979年、イタリア。スーパーカーブーム時によくみましたね。
レクサスLFA
2009年、発売。レクサスのプレミアムスポーツカーとして、世界限定500台が販売されました。
トヨタMIRAI
文化館へ移動してみます。
「30年前の未来のクルマ」展をしていました。
30年前のモーターショーで発表された「未来の車」のようですね。
トヨタAXV-4
1991年のモーターショーに出展。
トヨタAXV-5
1993年のモーターショーに出展。
トヨタMRJ
1995年のモーターショーに出展。
資料室が楽しかったですね。
ロールスロイスの前のやつですね。
1895年のパリ自動車ショーのポスターです。
1903年のパリ国際見本市です。ミュシャっぽい。
ピップの宣伝ポスター。
エナゴールオイルの宣伝ポスター。
運転免許ヴォバン学校のポスター。
ホンダホンダホンダホンダ?
美瑛で撮ったやつか?
さてトヨタ博物館から一駅の「長久手古戦場」駅にきました。
長久手古戦場公園
豊臣秀吉と徳川家康が戦った「小牧・長久手の戦い」古戦場を散策していきます。小牧・長久手の戦いは1584年3月から11月にかけて、羽柴秀吉と織田信雄・徳川家康の間で行われた戦いです。
この公園のあたりで両軍は衝突し、徳川軍が大勝しました。このとき、羽柴方別働隊の先陣を務めた池田恒興・元助父子と森長可が討死しています。
ここが勝入塚です。
池田恒興が戦死したとされる場所です。
徳川は野戦に強かったんですよね。
しかし1583年、秀吉は織田信雄と単独で講和を結び、大義名分がなくなった家康も兵を引き、ここに合戦は終結しました。
この辺の分断工作は秀吉一流のものです。
長久手資料館はしまってました。
名古屋に帰還し、味噌カツ食べました。
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