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気仙沼駅
宮城県気仙沼市にやってきました。
気仙沼は三陸の港町として知られますが、東日本大震災の津波被害に遭った町でもあります。その震災遺構を見学していきます。
三陸の鉄道は津波によって破壊された路線が多く、今もバスで代替するBRTというシステムが使われています。
BRTなら線路を引く必要もない。
めっちゃ便利。
陸前階上という駅(バス停?)で下車し、ここから目的地まで歩きます。
東日本大震災遺構・伝承館
何かが見えてきました。
残骸っぽい。実はこれは学校です。
気仙沼向洋高等学校の津波被害が保存・公開されているのです。
気仙沼市の震災被害も大きく、1100名を越える犠牲者が出てしまいました。
破壊された校舎の1階です。
ここから3階に上がります。
高さ8メートルの3階まで、自動車が流されてきました。
恐るべき破壊力です。
4階に上がります。津波は4階まで到達しました。
近くの冷凍工場が建物自体流されてきて、この4階ベランダに激突しました。
外から見た激突破損の様子です。
直撃でなく幸いでした。
屋上に行ってみます。
津波発生時、生徒は避難場所へと移動し、被害を免れました。
ただし職員や工事関係者は避難の時間がなく、やむなく屋上で救助を待ちました。
屋内運動場は無惨にも屋根が流出してしまいました。
津波の想像を絶する破壊力を知ることができました。
気仙沼のシーサイドをぶらぶら。
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