大連市中心部へと向かいます。
旧日本人街
煙突がある家が日本人家屋だそうですが、けっこう破損してますね。
大連は遼東半島の最南端の街で、「北方の台湾」と呼ばれる港湾都市です。
遼東半島は日清戦争の後にいったん日本に割譲が決まりましたが、ロシアによる三国干渉によって清朝に返還。その後ロシアの租借地となりましたが、1904~1905年の日露戦争で日本はロシアを撃破。大連と旅順の租借権を奪還しました。
この辺は南山風情街というみたい。公園に立つのは観音様かな。
このニセ自由の女神みたいのは、江沢民がつくらせたみたいですね。
この周辺は歴史的建造物も含めた美観地区っぽいです。
元ドイツ領事館かな。
結婚式?とにかくオシャレな感じですよね。
さて、まずいったんホテルにチェックインして、その後に夜景を見にいくつもりです。
夜の大連を散策していきます。ビル街w なんでこんな真っ暗なんだよ。
星海広場
星海広場は、大連観光の一番の人気スポットです。ウォーターフロントの海浜公園って感じですね。
香港返還記念して1997年につくられた公園だそうです。謎の足型が。
巨大なスロープみたいなものがあります。
これ、柵がなくて断崖になってるんです。
一応緑の線から上は上がるな!ということですが、誰も守ってないw 落ちたら死ぬよ。
旅順方面に向かう星海湾大橋が、ライトアップされて綺麗です。
遊園地があって遊べるんですね。
さて夜7時30分になると、音楽の噴水ショーが始まります。
ライトアップされて綺麗!
すごい人でした。
緑山の展望所
この後、高台に上がって、大連の夜景を楽しみます。標高170メートルの緑山から大連の夜景を堪能できます。
素晴らしい!これは大連観光タワーです。テレビ塔らしいんですが、今は修理中で立ち入り禁止みたい。
大連駅前に来ました。上野駅を模してつくられたそうです。
大連駅前から路面電車に乗ってみます。
日本統治時代から使われるものです。ちょっとレトロな車両です。
大連夜市
いろいろ楽しめますね。大連の夜もなかなかエキサイティングでした。さて翌日。
カニも食べたかったな。
中山広場
大連の名所・中山広場にやってきました。
この広場を中心に、放射線状に道路が伸びています。大連の街の中心地です。この周辺は日本時代の欧風建築に囲まれています。
大連旧ヤマトホテル
残念ながら修理中でしたが、1階エントランスだけは見ても良いみたい。
旧・大連市役所(現・中国工商銀行大連分行)です。
旧・横浜正金銀行大連支店(中国銀行大連分行)です。
バロック様式の見事な建築です。
大連満鉄旧址陳列館
さてちょっと中山広場から離れて、大連満鉄旧址陳列館にやってきました。
ここは南満洲鉄道株式会社の本社でした。ここは撮影禁止でしたが、チャイニーズの(日本語)ガイドの人に解説してもらいました。
豪華壮麗な内装(特に天井が素晴らしい)や、復元された総裁室など本当に素晴らしかった。日本語ガイドもしてくれるから、大連に来たら是非行ってみるべきですね。
中では満鉄ロゴ入りの本物の骨董品を売りさばいてました。さすがだよw ちょっとお高くて手が出なかったけど。
チャイナガイドの方の発言で印象的だったのは「日中にしこりはあるが、我々庶民の間には何のわだかまりもない。悪いのは習近平と安倍だよ」というもの。習近平の悪口を言ってもいいんだ!と驚きました。
でもこれは田中角栄の頃以来、中国共産党のよく使う論理。「悪いのは日本軍国主義で、日本人民に罪はない」みたいな感じでね。日本人はお人好しだから、そう言われると「さすが中国は懐が深い!」などとコロリ騙されちゃう。
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