神戸巡り【灘高、酒蔵の道】

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JR三ノ宮駅前のドトールかスタバかで(どっちか忘れた)爽やかな朝食をとり、観光をスタートします。

まずはJR三ノ宮駅からJR神戸線の住吉駅に向かいます。

まずは全国でも有名な超進学校・灘中学校・高等学校にやって来ました。灘高は住吉駅から徒歩で10分くらいというところです。

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灘中学校・高等学校

これが、あの灘高(灘中)だ!!

灘は、東の筑駒と並んで、実力日本一。最難関の進学校です。

東大理Ⅲと京大医学部の圧倒的な合格者数がそれを証明しています。

柔道家でもあり、教育者としても著名な嘉納治五郎が設立に関わっているんですね。治五郎は地元出身で、酒造の白鶴の一族らしいですね。

とりあえず一周してみるかw

野球部が練習してるようですね。

人工芝だよ!さすが灘。

文武両道で頑張れ!

住吉川沿いを歩いていきます。

六甲ライナーの魚崎駅から一駅ほど乗ってみました。六甲ライナーとは住吉駅から六甲アイランドを結ぶ無人運転の車両です。

ばっちりホームドアです。

ゆりかもめみたいですね。楽しい。

あっさり一駅で下車w 余裕で歩けたけど単に乗りたかっただけです。

南魚崎駅で下車して、酒蔵の道を目指します。

まずは「白鶴酒造資料館」へ、時間があれば「菊正宗酒造資料館」もまわってみようと思います。

灘は江戸時代以来、酒づくりが盛んな地域として知られます。工場制手工業(マニュファクチュア)が行われていたということは知られています。要は分業化されてた、ということですね。

この土地は、日本酒造りに適した上質の酒米(山田錦)と、ミネラルが豊富な上質の地下水が取れます。また「六甲おろし」という季節風は、決まった時期に決まった方角から吹くため、窓の開閉だけで酒蔵の温度管理が可能でした。

そして製品の水上輸送に便利な港があったことから、江戸時代中期以降、日本酒の名産地として大いに栄えました。江戸時代でも初期は伏見や伊丹が中心だったらしいんですが、海に面した灘が地理的優位を生かして、栄えていったらしいです。

白鶴酒造資料館

日本酒メーカーの白鶴の「白鶴酒造資料館」にやって来ました。

「白鶴酒造資料館」は、昭和40年代中頃まで実際に清酒醸造に使われていた本店壱号蔵を改造して開設されました。

内部は昔ながらの酒造工程をそのまま保存し、作業内容を再現するため、 等身大の人形を配置するなど、清酒の生まれるまでを立体的にわかりやすく展示しています。

やたら馬鹿でかい樽だな!

何やってんだ?こいつら。

これ、後で2階に上がったらわかりました。

樽を上に引っ張り上げようとしているんですね。

シアターでは灘の酒造りを学べます。

これが酒米「山田錦」の稲穂ですね〜。

酒米です。

「唐箕(とうみ)」です。グルグルハンドルで風を起こし、米と俵に混入した藁などのゴミを選別します。

これは「蒸米」の作業です。

大釜の上に甑(こしき)を乗せて、酒米を蒸気で蒸していきます。

「放冷」の作業です。

蒸した米をむしろの上で冷やします。鍬みたいなので均して冷却を均等にします。

「麹(こうじ)取り込み」の作業ですね。蒸米に麹菌をふりかけます。

「酛立て(もとたて)」という作業です。

蒸米と麹と水をかき混ぜることで、酵母を増やしているそうです。

「仕込み」の作業です。

酒母や麹、蒸米、仕込み水をかき混ぜ、発酵させます。

沈殿物をとり、殺菌などのために火入れをした後に、桶に重石を乗せて、秋まで熟成させます。これを「貯蔵」といいます。

「樽詰」です。完成した清酒は、吉野杉で作られた四斗樽で出荷します。

昭和初期の蔵人たちの暮らしの様子です。

親方を若い衆がお世話しているのかな?

食事内容に関しては、親方も下っ端もみんな平等であったらしいですね。

お酒の昔のポスターっていいですね。今も昔も美女を使うんだ。

利き酒も出来ます。ブログ主は恥ずかしながら下戸ですが、それでも呑み口は柔らかで美味しく感じましたね。

もちろんお酒の購入もできます。

梅酒買いました。

謎のガイドロボット「ハクちゃん」だって。

見学料は無料です!南魚崎の駅から10分くらい歩いたけど、白鶴の資料館は充実してますね。すごく面白かったです。是非オススメです。

菊正宗資料館

こっちは白鶴に比べてコンパクトだった。

灘は「灘五郷(なだごごう)」といって、五つの地区に分かれて酒造りが盛んでした。

「西郷」(沢の鶴など)、「魚崎郷」(桜正宗、松竹梅など)、「西宮郷」(白鷹、白鹿など)、「今津郷」(大関など)、そして白鶴や菊正宗は「御影郷(みかげごう)」に属します。

やっぱり美女の広告はつきもの。

クリアファイル買いました。レトロ美女に弱いんです。

サクッと1分くらいでまわってきましたw お酒の販売も行ってます。

昭和天皇がいらっしゃったんですね。1947年6月、全国巡幸の際に昭和天皇が清酒業界としては唯一「菊正宗」にいらっしゃり、貴賓室にてお言葉を賜ったとのことです。

でも大切な玉座を入り口付近にポツンと置くのはいかがでしょうか?

サクッとまわって、利き酒して終了です。

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