大韓民国の首都・ソウル特別市を旅しました。成田空港から出発します。
仁川国際空港
東アジアのハブ空港として知られる仁川(インチョン)空港に到着しました。
ソウル中心部まで直通の特急で、40分ちょっとで到着します。
ソウル駅
首都ソウルの玄関口がソウル駅です。
ソウル駅の隣にあるクラシカルな建築は、ソウル駅284(旧ソウル駅舎)です。
日本統治時代の1925年に建てられた駅舎で、2004年まで使用されました。
現在は総合文化施設として、往時の姿を復元されています。
このおっさんは抗日運動家・姜宇奎(カン・ウギュ)という人らしい。
1919年、現在のソウル駅近くにあった南大門駅で斎藤実・朝鮮総督に向けて爆弾テロを実行した人物です。
日本の視点からすると、単なるテロリストなんだけど。韓国の歴史観では義士扱いとなる。これからこの種の人の像をいくつも目撃することになります。
地下鉄を使って明洞(ミョンドン)に向かいます。
明洞
一番の繁華街の明洞は、屋台も多く活気にあふれてますねえ。
明洞のロッテ百貨店のデパ地下には、美味しいフードコートがあるとか。行ってみよう。
いただきマンモス。
豚肉にいろいろ乗っけて食べました。うまか!
コンビニでお茶とお菓子を買って、ホテルに向かいました。韓国初日は無事終了です。
光化門広場
翌朝はこの広場からミッションをスタートします。
朝鮮王朝の王宮・景福宮の玄関の光化門です。
光化門広場の番人が李舜臣将軍です。
豊臣秀吉の朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の時に、日本海軍を苦しめたことで知られる英雄です。
李舜臣の艦隊が使ったとされる亀甲船の姿も見られます。
遠くに見えるのは、朝鮮王・世宗の像です。
賢王として知られる朝鮮王朝四代目です。
ハングルを作るよう命じたことで有名。
ドラマ化もされた賢王であるとか。見てないけど。
従軍慰安婦像
光化門広場から歩いて、日本領事館前に設置された従軍慰安婦像を見物に行きました。
政治プロパガンダの類ですが、一時は予習シリーズに掲載されていたことも(90年代末)。
厳重にブロックされてますね。
安重根義士紀念館
バスを乗り継いで南山の安重根紀念館にやってきました。
安重根は1909年に伊藤博文を暗殺したテロリストです。
いきなり安重根の座像です。
安重根は抗日独立運動の象徴として偶像化されています。
安重根は1879年生まれ。10代の頃から政治活動を始めます。
安重根は生け捕った日本人捕虜を、万国公法によって釈放しました。
平和思想の持ち主だったらしい。
1909年の初め、11人の同志と「同義断指会」を結成。文字通り、指をつめます!
1909年10月26日、ハルビン駅頭で伊藤博文を狙撃します。
伊藤博文は初代韓国統監でした。(しかし日韓併合には否定的な立場をとっていたことは有名)
狙撃した銃のレプリカらしい。
法廷闘争する安重根。
伊藤暗殺は「韓国の独立と東洋平和のため」であったと訴えますが、1910年2月に死刑が言い渡されます。
安重根は旅順監獄で、自叙伝や論文を著しました。
ショップもあります。Tシャツなど売ってましたね。
自分的にはテロリズムを美化することには抵抗があります。安倍総理の事件以降、いっそうその思いは強くなりました。
慰安婦像もまた発見した。
日本統治時代に置かれた朝鮮神宮跡らしい。
南山タワーが間近に見えます。行かなかったけど。
元祖南山トンカツ
人気店のお昼時ということで、行列がすごかった。並ぶのは好きじゃないですが、トンカツ好きとしては行ってみたかった。
チーズとんかつ。日本のと比べると、薄い感じだったがうまかった。
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