秋の京都を巡礼していきます。
鞍馬寺

叡山鉄道鞍馬駅にやってきました。

色づき始めもなかなか美しいものですね。

鞍馬といえば鞍馬天狗。鞍馬山の奥に住み、牛若丸こと源九郎義経に剣術を教えたという伝説が伝わっています。


鞍馬寺へと向かいます。

まず仁王門へと向かいます。

鑑真の高弟・鑑禎が奈良時代末の770年に草庵を結び、毘沙門天を安置したのが始まりといいます。


この仁王門は明治の再建です。





童形六体地蔵尊です。この辺りからケーブルカーにも乗れるんですが、歩いていきます。


由岐神社です。

重文の拝殿です。豊臣秀頼による再建です。



大杉は樹齢800年だとか。


この地で源九郎義経は、7歳の頃から10年間、武芸に励みました。

1940年に建てられた義経供養塔です。


このあたりは九十九折参道といい、清少納言が「枕草子」で記しています。

「近うて遠きもの くらまのつづらおりといふ道」

中門です。



貞明皇后の後休息跡です。貞明皇后は大正様の皇后陛下でした。1924年に鞍馬寺に行啓しました。



転法輪堂と洗心亭です。


若林さんという方の版画に心を奪われました。








転法輪堂には阿弥陀如来坐像があります。



標高410mの本殿金堂に到着しました。

翔雲台です。





ここから奥の院参道に向かいます。




与謝野晶子書斎の冬柏亭です。

東京から移築したものです。

与謝野夫妻はいろいろな土地に出かけてますね。歌碑とかどこに行ってもあるし。


義経息つぎの水です。

幼き義経が天狗に兵法を習うために深夜、奥の院に向かう際に、この地の湧水を飲んで一息ついたそうです。


屏風坂の地蔵堂です。


義経の背比べ石です。義経は16歳になって、平泉の藤原秀衡の元に向かいます。鞍馬を去る際に、この石と背比べをして名残を惜しんだとされます。


この辺りは僧正ヶ谷と言われ、義経が天狗に兵法を習ったと言われます。

義経堂です。奥州で非業の死を遂げた義経の魂は、懐かしい鞍馬山に戻り安らかに鎮まっていると伝えられ、遮那王尊として祀られています。

不動堂です。




奥の院魔王殿です。

「魔王殿」は太古、護法魔王尊が降臨した磐坐・磐境として崇拝されてきました。







西門が出口となります。

貴船川を越えて、貴船神社に向かいます。


貴船神社

貴船神社の創建を明記するものは残っておらず、創建の年代は不詳です。天武天皇の御世に、すでに御社殿造替が行われたとの社伝が存在することから、創建は極めて古いと考えられます。

水神を祀り、古くから祈雨の神として信仰されました。水の神様として、全国の料理・調理業や水を取扱う商売の人々から信仰を集めています。



絵馬発祥の社と言われます。



本宮は2007年に改築されたばかりです。

これが神水と言われます。

水占いおみくじです。


石庭です。

さてここから少し歩いて、奥の院へと向かいます。

本宮から約700m上流に向かいます。



奥宮にやってきました。


御船形石です。神武天皇の母である玉依姫命が乗ってきた船が小石に覆われたものとされます。


ここが奥宮です。

帰路につきます。




貴船口駅までバスで向かいます。鞍馬寺から一回りして貴船神社まで参拝できました。

イノダコーヒ三条堺町本店

イノダコーヒの本店にやってきました。

三条へ行かなくちゃ
三条堺町のイノダっていうコーヒー屋へね
あの娘に会いに
なに好きなコーヒーを少しばかり
(高田渡「コーヒー・ブルース」)


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