伊豆長岡駅にやってきました。
韮山反射炉
最初の目的地は韮山反射炉です。
幕末の偉人・江川太郎左衛門によって築かれた、幕末の最先端工場です。
韮山反射炉ガイダンスセンター
実物を見学する前に、韮山反射炉の仕組みを学べます。
反射炉は幕末に日本各所で製造されました。韮山以外には肥前佐賀藩、薩摩藩などが有名です。
大砲などの兵器の製造が急務とされた時代だったのです。
韮山反射炉
韮山反射炉は「明治日本の産業革命遺産」に登録されています。
下の穴から石炭などを投入して、銑鉄を溶解しました。
江川太郎左衛門は開明的で、産業育成や外交防衛だけでなく、なんとパンの製造も行っていました。「パン祖のパン」をお土産にどうぞ。
江川邸
江川家は代々伊豆の代官の家系でした。江川邸は一部修築中でしたね。
この入り口は、大河ドラマ「西郷どん」の島津屋敷としてロケされました。
巨大な土間にやってきました。
蛭ヶ小島(頼朝配流の地)
伊豆は源頼朝が流された地でもあります。
平治の乱の後、幼かった頼朝は命だけは助けられ、伊豆に流されました。
富士を眺める夫婦。
頼朝は伊豆で坂東豪族に支えられ、平家打倒に立ち上がります。
頼朝を支えたのは北条氏。妻・北条政子の一族です。
願成就院
願成就院にやってきました。北条時政によって1189年につくられました。ここには運慶の彫刻も置かれます。
北条時政は政子の父で、鎌倉幕府の初代執権となった人物です。
時政は源頼朝の奥州合戦の勝利を祈願して、この願成就院をつくりました。
北条時政のお墓です。
願成就院のそばに守山八幡宮がありました。
ここは1180年、源頼朝挙兵の地です。頼朝率いる坂東武者たちは現地の役人宅を攻撃し、源平合戦が始まりました。
真珠院
源頼朝を想うが結ばれず、入水した悲劇の姫・伊東八重姫のゆかりの地です。
八重姫御堂(静堂)です。
八重姫は源頼朝を想い、一子をもうけましたが、頼朝が政子と結ばれていたことを知り、絶望のあまり入水してしまいました。
成福寺
この成福寺も北条家にとって大事な場所です。
元寇の時に8代執権として日本を守った北条時宗をまつります。
北条時宗の息子である正宗によってつくられました。
伊豆の国・大河ドラマ館
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のドラマ館です。大河ドラマは地方の町おこしにも役立ってますね。
ドラマの主人公は、承久の乱で朝廷と戦った2代執権・北条義時でした。
北条義時は、北条政子の弟です。
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