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佐賀駅前
佐賀市をぶらぶら。佐賀城に行ってみたいと思います。
お堀がいっぱいあります。
幕末から明治はじめの佐賀藩士・島義勇の像です。蝦夷地開拓に尽力しました。北海道神宮にも銅像がありましたね。
佐賀城本丸歴史館
佐賀城跡地に本丸御殿を再建した歴史館があります。
歴史館で、幕末雄藩の一つ・肥前佐賀藩の歴史に触れていきたいと思います。
このお殿様は・・?
英邁で知られた鍋島直正公です。佐賀藩の近代化に大きな力を発揮した名君です。
鍋島直正は10代佐賀藩主です。藩財政の立てなおしや、藩校・弘道館の拡充を行い、優秀な人材を育てました。藩の近代化も進め、日本初の鉄製大砲鋳造や、蒸気船建造を成し遂げました。
佐賀藩は外国から武器を輸入する代金として、現金でなく有田焼で支払っていたといいます。
「幕末の筑駒」? 藩校・弘道館の教育は、レベルの高さでも知られました。
漢籍の素読が江戸時代の基礎教養でした。現代で言えば英文のシャドーイング?リピート?のようなものでしょうか。
当然に文武両道を目指しました。
大隈重信は洋学の必要性を訴えているのかな?
ディベートもしていたとは。今の教育より進んでいるかも。
薩摩藩、長州藩、幕臣・江川太郎左衛門の韮山反射炉と並び、佐賀藩でも反射炉の建造に成功していました。
佐賀藩は蒸気船の建造にも成功していました。1865年に完成した凌風丸です。
最後に佐賀城天守台に上がっていきます。
肥前佐賀藩の賢いところは、薩摩や長州のように、幕末血風に巻き込まれなかったところかも。
ずっと力を蓄え、明治維新とともに巨大な全貌を表しました。
大隈重信、江藤新平、副島種臣などの優秀な人材を送り出しました。
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