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小4上巻11回「寒さのきびしい地方のくらし」

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f:id:mejirorock:20210313015824p:plain 小4上巻11回

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今回は北海道の十勝平野の風土と産業について。前回の沖縄とうってかわって、寒い地方の暮らしになります。

 

畑の色の正体は?

まず連作障害の意味を覚えましょう。連作障害とは、同じ土地で同じ作物を何年も続けて作ることによって、養分のバランスが崩れて取れ高が減ったり、病虫害が起こりやすくなることです。これを防ぐため輪作が行われます。

輪作とは、1つの土地で一定の順序で異なる作物を周期的に栽培することです。

てんさい→小豆→じゃがいも→牧草

 

このように栽培する作物を毎年変えることで、大量の作物を安定的に栽培することができます。

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畑の色が違うのは輪作をしているから!

十勝平野の畑作

十勝平野の西側には、けわしい日高山脈があります。昔はこの山脈をなかなか越えることができませんでした。

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畑作のさかんな十勝平野

十勝平野の作物の暗記法です。

アジャコング大天才!

と覚えます。アジャコングっていうのは女子プロレスラーで、めちゃくちゃ強かった。

あ⇨小豆

じゃ⇨ジャガイモ

こング⇨小麦

だい⇨大豆

天才⇨てんさい

 

・・と覚えましょう。てんさいは「ビート」「さとう大根」とも呼ばれます。ただし大根の仲間でなく、ほうれん草の仲間になります。

 

  • 沖縄→さとうきび
  • 北海道→てんさい

さとうきび、てんさい、共に砂糖の原料となります。ここは混乱しがちです。整理しておきましょう。

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てんさい

 

畑作がさかんになった理由

十勝平野は火山灰土でおおわれています。4万年前の支笏火山の噴火などによるものです。火山灰土は土地がやせている(栄養が少ない)場合が多く、水を通しやすいため、稲作には向いていません。そのため十勝平野では畑作中心の農業が行われています。

 

防風林のはたらき

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上の写真でも見事な防風林が見えますね。防風林は、その名の通り強い風を防ぐものですが、作物を飛ばされないように、というより、畑の表面の良い土を飛ばされないようにするためのものです。

 

十勝平野の酪農

酪農とは

酪農とは、牛乳や乳製品をつくるために乳牛を飼う農業のことです。乳製品はバター、チーズ、ヨーグルト、アイスクリームなどがあります。(マーガリンは植物性油脂で作られた代用品であって乳製品でない)

乳牛を飼う仕事

乳牛はホルスタイン種が中心です。名前でわかるように、原産は日本でなくヨーロッパ(オランダ)です。オランダの緯度は北海道より北の樺太あたりなので寒さに強く、北海道での飼育には適しています。逆に暑いと乳の出が悪くなるとか。

乳牛には牧草やとうもろこしのほか、てんさいの茎や葉や根も餌として与えます。

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お食事中の牛さんたち

牛乳のゆくえ

北海道の生乳は「飲用乳」として加工されるものの割合がとても低いです。北海道の生乳は、他の都府県と比べて「乳製品」に加工され出荷される割合が多いのです。

これは交通が原因。北海道は自動車で本州と結ばれておらず、どうしても船で輸送することになりますが、茨城の大洗港まで20時間もかかってしまいます。これでは鮮度の面で、群馬や栃木に遅れをとるのも仕方ないですね。

 

十勝平野の気候

寒く長い冬

十勝の中心都市・帯広市は、平均気温が0度以下になる月が4ヶ月もあります。

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年間平均降水量は、台風や梅雨がないため少ない方ですが、冬の雪はすごいです。

 

寒さに備えた家のつくり

屋根を「への字」型にします。屋根に積もった雪が自然に空き地に落ちるようにしているのです。

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また一番右手前の家は片側だけに傾けて、雪の落ちる位置を調節しています。

玄関には二重の玄関フードをつけたり、窓は三重窓にしたります。これは窓ガラスを伝わって家の中の熱が外に逃げないための工夫です。

 

夏に立ち込める濃霧

海流と季節風の関係から、濃霧が発生するメカニズムをつかんでいきましょう。

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②の暖流・日本海流(黒潮)の上を、南東の季節風が吹きます。空気は湿っていきます。

湿った空気は、①の寒流・千島海流(親潮)の上で冷やされて霧になり、北海道の東部へ運ばれていきます。

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濃霧によって日光がさえぎられ、夏の気温が上がらず農作物が被害を受けることを冷害といいます。

流氷のはなし

流氷はだいたい1月中旬から2月ごろにオホーツク海に姿を現します。

もっとも最近は地球温暖化の影響なのか、ずいぶん減って見られない日もあります。

海を流れる流氷は海水が凍ったものと思われがちですが、実際は河川水が凍ってできています。だから氷そのものの味はしょっぱくありません。