東京湾アクアライン
今日は東京湾アクアラインを使って、海ほたるPAまでさまよいに行きたいと思います。まず川崎駅バス乗り場から出撃します。
川崎側からは海底トンネルが引かれています。
名付けて「アクアトンネル」。10キロにも及ぶ海底道路です。
いよいよ出口が見えてきた。
東京湾アクアラインは、東京湾の中央部を横断し、神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ延長約15.1kmの有料道路です。川崎側約10kmが海底トンネル(アクアトンネル)、木更津側約5kmが橋りょう(アクアブリッジ)というつくりになってます。
海ほたる
着きました。ここが日本初となる海上の休憩施設「海ほたる」です。トンネルから橋に移り変わるために造られた人工島です。
5階建てで下層部は駐車場になってますね。
4、5階が展望デッキやレストランやショップが並んでいます。
とてもいい天気。
東京湾が輝いています。
こういった海っぽいオブジェがそこら中にありました。
川崎側を眺めます。この海底をバスで来たのですね。最も深いところは海面下約60mの海底トンネルでした。
謎のオブジェ発見。
遠くに「風の塔」(川崎人工島)が見えます。トンネルのちょうど中間地点に浮かび、トンネル内を換気します。
映画「シンゴジラ」ではゴジラは最初にこの海上に出現し、アクアラインをぶち壊すのです。
遠くに見えるのがアクアトンネルを掘削したシールドマシンのカッターのモニュメントです。
ふらふらと散策してみます。
風の塔の右側に、京浜工業地帯と羽田空港が見えます。そもそもなぜ川崎側に橋を作らず、わざわざ金と手間がかかる海底トンネルにしたかというと、空港があるのに高い建造物を作りたくない、という理由もあったようです。
遠くにスカイツリーが見えますね!望遠を持ってくればよかった。
京葉工業地域です。左側から千葉市→袖ヶ浦です。
海ほたるから千葉県側を望みます。
千葉へは約5kmのアクアブリッジが続きます。何気に日本最長の橋梁です。
君津の製鉄所が見えます。
タンカーなど船舶の行き来は多いですね。これも海底トンネルにした理由。
美味しそうなお土産も。
「うみめがね」というシアターがありました。
海底トンネルのイメージなのかな。
東京湾アクアラインは調査に約20年、建設に約10年を要しました。その建設は設計から施工まで当時の最先端の技術とノウハウを集結し、「土木のアポロ計画」とも呼ばれました。
京浜地区から房総地区との間の移動は、以前は東京湾沿いをほぼ半周しなければなりませんでしたが、アクアラインの開通により大きく短縮されました。例えば羽田から木更津JCTへ走行した場合では走行距離で約60km、所要時間で約45分の短縮となります。
最初につくられたのは「風の塔」でした。ここの海中から巨大なシールドマシン(口径14m)を発進させ、掘削をして行きました。
上下線2本のトンネルを川崎の浮島側から2基、風の塔から4基、海ほたるから2基のシールドマシンで掘進し、ほぼ中央で地中接合しました。
こうして無事1997年12月に開通しました。
ですが膨大な工事費をまかなうため、当初の通行料金は普通車で4000円と高く、交通量も伸びませんでした。
しかし2009年からETC車の料金を800円とすることにより、交通量は激増。今は当初の5倍もの交通量となったそうです。
木更津市や袖ケ浦市の人口も急増しているとか。
美味しい回転寿司も楽しめます。
勉強になりました。木更津には特に用がなかったので、そのまま引き返しました笑
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