長崎港からフェリーで「軍艦島」こと端島(はしま)を周遊するツアーに参加して来ました。まだ世界遺産になる前かな?
軍艦島は長崎市にある島で、明治期から高度成長期まで炭鉱としてにぎわっていました。最盛期は5000人近くの人が住んでおり、しかも生活水準は高く、三種の神器(白黒テレビ、電気冷蔵庫、電気洗濯機)の普及率は100%だったと言います。
しかし石炭→石油へと移るエネルギー革命の時代の流れには勝てず、1974年に無人島となり廃墟化していますが、「明治日本の産業革命遺産」に登録され、観光地として注目されてます。
長崎港ターミナル
クルーズツアーを利用しました。
マルベージャという船です。
出発進行です!
長崎の家の建ち方は、凄いですね。
坂にへばりつくように住んでます。すり鉢状の地形で、平地が少ないからしょうがない。
まず見えるのは三菱重工長崎造船所の大工場。
この黄色いのは、洋上風力発電の施設みたいです。
三菱といえば長崎の顔のようなものです。ここはかつて戦艦・武蔵が建造されました。
三菱重工のドッグでは、LNG運搬船などを建造しているようです。
軍艦島
正式名称は端島です。
その通称の由来は旧海軍の戦艦土佐(長崎で建造)に似ているからだとか。
今回は上陸はできず、周遊だけでした。
白い六階建ての建物が端島小中学校でした。
多くの建物は渡り廊下で繋がっており、雨の日は傘をささずに移動できました。
まさにゴーストタウンですね。
多くの建物は鉄筋でしたが、木造のものも一部あり、現在は廃墟と化していました。
オレンジのところが石炭を掘り出すところらしい。
ドルフィン桟橋です。
現在の軍艦島上陸ツアーもここから上陸します。今回は台風で一部破壊されており、上陸は出来ませんでした。
この三つの桟橋は、石炭船を付けるところです。
観光船内のパネル写真です。往時の軍艦島です。
世界文化遺産に登録されたことで、注目が集まりました。
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