阿寒バス運営の定期観光バスツアー「ピリカ号」を利用しました。摩周湖から硫黄山、屈斜路湖から最後は阿寒湖と行く湖巡りのバス旅です。
釧路駅前バスターミナルから出発ですが、さすが釧路は肌寒い。夏に14度ってマジか。
摩周湖
まずは「霧の摩周湖」の歌でも有名な摩周湖を目指します。
摩周湖はカルデラ湖です。頻繁に霧が発生することで知られます。透明度は40メートルを超え、極東ロシアのバイカル湖を超え、世界一だったこともあるそうです。
少し曇っているかなと思いましたが、バッチリ湖面は見えてます。これでも摩周湖としては凄く見える方で、ラッキーだったそうです。天候はかなりきまぐれみたいで、この後すぐ霧に包まれちゃいました。
摩周湖の土産物屋では「夕張メロン」。1カットで100円は安いなあ!みずみずしくてめちゃくちゃ美味いっすよ。
帯広でタクシーの運ちゃんに「絶対おすすめだから食ってみろ!」と強烈に勧められたのが、とうきび。
朝とって、農家で茹でて、そのまま密封したものがコンビニなどでも売ってるらしいですね。甘くて柔らかくって、これも美味い!(バスの中で食べました)
摩周湖見に来たはずが、いきなり食いに走ってしまいましたが、引き続いて「硫黄山」へと向かいます。
硫黄山
高さは500メートルくらいですが、その名の通り、噴煙と硫黄臭が凄い。岩の色が違うね。黄色くなってます。
火山のあるところに温泉あり。この近辺の川湯温泉は、昭和の名横綱大鵬の出身地らしいですね。お土産も売ってました。大鵬せんべいですか。買わなかったけど。この近くには「川湯大鵬記念館」もあるそうです。
硫黄山の土産物屋でも食いに走りました。「とれたて牛乳」はよく振ってから飲まないとダメらしい。
屈斜路湖
次に向かったのは「屈斜路湖」です。この屈斜路湖畔は面白いところで、砂浜から砂湯といって温泉が湧き出てるんです!確かに湖の水は冷たいが、砂湯は生温かいわな。
昭和人なら知ってると思いますが、屈斜路湖と言えば、なんと言っても1973年におきたクッシー騒動ですね。屈斜路湖で、正体不明の首長竜が目撃された!という噂が噂を呼び、大騒動となったのです。
未だに騒動の残骸や、便乗商品も存在するみたいで、ただただ懐かしい。。元はスコットランドのネス湖における「ネッシー騒動」の真似だったんでしょうけど。
屈斜路湖には「飲める温泉」コーナーもありました。飲んでみて、甘く感じたら疲れているし、しょっぱく感じたら疲れていないそうです。やや甘かったか?
阿寒湖
さいごに「阿寒湖」にやって来ました!
まずは阿寒湖の雄大な風景を楽しみたいと思います。
とりあえず昼ごはんです。ワカサギ丼食います。
さて阿寒湖と言えば「まりも」と即答する程有名ですね。まりもは20万個もいるそうですよ。藻のからまった集合体で、丸まってマリに似ているからマリモなんだって。他でも見れるが大きさ形など阿寒のマリモが最高なんだそうです。
阿寒湖の町には、あらゆる便乗商品がありました!どの町の人も頑張ってますよね。
環境省の「エコミュージアムセンター」で、阿寒湖の自然を色々学習してきました。
本物のマリモとついに対面!!
その他、北の生き物たちの剥製に会えました。シマフクロウ。
ヒグマ。
エゾシカ。
ヒメマス。
イトウ?イトウって確か「釣りキチ三平」で三平と坊主おじさんが死闘を繰り広げた魚か!
次に「アイヌコタン」通りを散策しました。
北日本の先住民であるアイヌも、ほぼ和人と混血同化していますが、この地域はアイヌの血と文化を受け継ぐ人々が多いのだとか。
木彫りの熊などの民芸店が立ち並びます。アイヌの暮らしを色々と見ることができました。
アイヌが漁をした丸木舟のようですね。
アイヌシアターではアイヌ古式舞踊を見学することができる模様です。
こういうやつ。(観なかったけど)
最後にビジターセンターで「まりもの妖精」の萌えキャラに会えました。
阿寒湖を離れて、一路「タンチョウ釧路空港」へ!車窓から、あくまで北海道らしい絵を追い求めますw お散歩中の牛さんたち。
ロールベールサイレージの山ですね〜
タンチョウ釧路空港
到着しました〜。
空港前では北の生き物たちのお出迎えです。
飛行機から美しい北の大地の夕焼けです。
東京上空、戻ってまいりました!
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