ローガン国際空港
ボストンを離れ、ワシントンDCに移動していきます。
ボストンから飛行機で90分くらいかな。アメリカンエアラインを使いました。
ロナルド・レーガン空港
ワシントンに到着です。ロナルド・レーガン空港です。
主にアメリカ国内線に使われる空港です。
鉄道が見えますね。レーガン空港はアーリントンにあって、地下鉄が直結しています。
今回はバスでホテルまで移動していきます。ポトマック川そばをバスで移動中。
ワシントン記念塔が見えます。
ワシントンDCは言わずと知れたアメリカの首都。いずれの州にも属さず、独立した街です。
アメリカの各州はそれぞれ法律も税率も違う連邦国家なので、首都はどこにも属さず独立しておく必要があるんでしょうね。
ダブルツリー・バイ・ヒルトン・マクリーン・タイソンズ
さあ着きました。ワシントン郊外バージニア州のホテルです。
ヒルトン系のホテルっぽいね。
部屋もゆったりです!
さあ、一夜明けた。
首都ワシントンDCの中心部モールにやってきました。ワシントン記念塔も間近に見える。
「ナショナルモール」とは、東は国会議事堂、西はポトマック川に挟まれた地域です。スミソニアン博物館群や、戦争慰霊碑などが並びます。
まずはスミソニアン博物館群を見学していきます!このモールには見切れないほどの博物館や美術館がありますが、その中でも人気の「国立航空宇宙博物館」から見ていきます。
国立航空宇宙博物館
朝10時開館ですが、みんな待ちきれません。
入場すると、いきなり「マイルストーン・オブ・フライト」という 大ホールです。
いきなり核ミサイル!冷戦の時代に、米ソで激しい核開発競争が行われました。
SS-20 Saber
こっちはソ連のSS20。
MGM-31 パーシングⅡ
小さい方はアメリカのパーシングⅡです。
1987年、アメリカのレーガン大統領とソ連のゴルバチョフ大統領の間で、INF(中距離核戦力全廃条約)が締結され、歴史的な核軍縮が実現しました。それを記念してワシントンとモスクワに両国の退役ミサイルがそれぞれ展示されることになったのです。
しかし2019年INFは破棄されることが決定。米露(にシナ中共も加えて)は再び核を持って対峙する緊張の時代に突入しています。
ルナモジュールLM2
アポロ宇宙船の操縦訓練機で、ほぼ実物と同じに造られているそうです。
月の石
アポロ17号が持ち帰った月の玄武石で、なんとお触り可能です。
この黒いやつです。
月面の足型
「これは1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」
1969年アポロ11号で、人類初の月面着陸に成功したニール・アームストロング船長の名言です。
ヴァイキング・ランダー
ヴァイキング計画は1975年に行われたアメリカの火星探査計画です。
調査船ランダーは無事火星に着陸成功しました。
スピリット・オブ・セントルイス号
チャールズ・リンドバーグの愛機です!
1927年にリンドバーグは、ニューヨーク =パリ間の大西洋を33時間以上かけて無着陸飛行しました。
有名な言葉は「翼よ、あれがパリの灯だ」です。
しかしリンドバーグのその後の運命は辛いものもありました。幼い息子を誘拐、殺害される事件に見舞われたり、第二次大戦前には非戦論を訴え、好戦的なルーズベルト政権から睨まれたり。
ベルX−1
世界で初めて水平飛行で音速を突破した有人航空機(ロケット機)です。
アメリカ空軍チャック・イェーガー飛行士が「音速の壁」に挑戦し続けた姿は、映画「ライト・スタッフ」でも描かれています。
スペースシップワン
2004年に高度約100 kmの宇宙空間に向けた弾道飛行を成功させました。
ノースアメリカンX15号
高度10万メートル(宇宙空間)、マッハ6.7で飛べる有人超音速機ですね。
アポロで月に着陸したアームストロング船長も、このマシンに乗っていたらしい。
これが一番かっこいいかも。
フレンドシップ7号
アメリカ初の宇宙飛行士の一人ジョン・グレンのマーキュリーカプセルです。
1962年にアメリカ最初の有人軌道飛行に成功した宇宙船です。地球を3周してバハマ沖に着水しました。これも「ライトスタッフ」で描かれましたね。
ジェミニ4号
1965年アメリカ初の宇宙遊泳を行いました。
ロッキード5Bベガ
女性冒険家アメリア・イアハートの愛機です。
1932年に女性として初の大西洋単独飛行に成功しました。その時の機体が、このベガ。
真っ赤な機体が女性らしく美しいですねえ。
しかしアメリアは1937年、世界一周飛行の途中に南太平洋上で行方不明になり、二度と帰りませんでした。
次はあの有名なライト兄弟のコーナーです。
1903フライヤー
有名なライト兄弟の複製機です。別名は「ライトフライヤー号」と言います。
1903年にライト兄弟は59秒の飛行に成功しました。これが人類初の動力飛行です。
すごいでかいロケット群!
V2ロケット
第二次大戦中のドイツのミサイル兵器です。
人類初の弾道弾で、命中精度こそ低かったものの、主にロンドンを爆撃し恐怖のどん底に陥れた。
スカイラブ・キャビン
「スカイラブ・キャビン」は入場見学できます。長蛇の列です。
スカイラブというと「アストロ球団」を思い出します。
アポロとソユーズ
1975年にアメリカのアポロと、ソ連のソユーズが宇宙空間でドッキングしました。これはその時のドッキングを再現したものです。
ソ連のソユーズです。
アメリカのアポロです。
ショップも楽しかったですよ。
宇宙服もいっぱい。
子供達に夢を与える感じです。
宇宙食も売ってたから買ってしまった。6ドルくらいだった。
乾燥バナナでした。味はたいしたことない。まずくて全部食えなかったよ。
国立航空宇宙博物館の見学はこれで終了です。国立航空宇宙博物館には、極め付けの別館「ウドバーハージーセンター」があり、そこはこの本館の3倍のスペースを誇ります。今回は行けなかったんですが(空港のそばで市街地からは遠いため)、次の機会を狙いたいと思います。
国立航空宇宙博物館を出てみて・・・真ん中の赤いポイントに立つと・・・
アメリカ合衆国議会議事堂
右側に見えます。
アメリカの国会ですね。予約すれば内部見学もできます。
ワシントン記念塔
一方、左側に「ワシントン記念塔」が見えます。
ここも登ることができるみたいですが、今は閉鎖されてるとか。
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