アクセス
JR中央線豊田駅からスクールバスで20分、京王・小田急線多摩センター駅からスクールバスで15分
入試日程・募集人数
偏差値
四谷大塚結果80%偏差値
日能研結果R4偏差値
サピックス80%偏差値
大学合格実績
学校の紹介
基本情報
週6日制(土曜は4時限)・登校時刻8:30 制服あり 4クラス(高校6クラス)
沿革・校風
1931年、帝京商業学校として渋谷区に創立。1983年、帝京大学中学校を開設。1995年、現在地に移転。「帝京大学」の名前を冠しているが付属校的な性格はなく、難関大学を目指す多摩地区有数の進学校である。
校訓は「誠実・努力・敬愛」である。自然の豊かな環境の中、1クラス約30名、1学年約120名の「少人数制」でキメの細かい指導を行っている。1学年に8名の学年教員団が付き、6年間持ち上がりで指導していくので、生徒の個性を把握しながら対応が出来る。先生と生徒の距離感は近く、アットホームな雰囲気の学校である。
また単なる勉強だけの学校ではなく、「体験学習」や「グローバル教育」など生徒の可能性を引き出すようなイベントや講座が用意されている。
都心からは通いにくいという問題もあるが、比較的低廉な学費や、目覚ましい進学実績から人気の高まっている学校である。
環境
緑豊かな多摩丘陵の一角に位置する自然の宝庫で、課外活動では動植物に触れることも出来る。
「勉強は学校で」を合言葉に、塾要らずで学力をつけていける学習環境が整っている。個別ブースで静かに勉強できる「自習室」に、蔵書数4万冊以上の「図書室」など、校舎全体が自習スペースとして活用できる。
「体育館」は3階に剣道場やボクシングジムが置かれている。プールは無い。
52畳の「書道作法室」や、50台近いPCが繋がる「OA教室」など特殊教室も完備されている。「食堂」は格安で、定食やカレー、ラーメンを楽しめる。
学習について
少人数校の特性を活かして、生徒たちの個性を見極めた個別フォローがきめ細かい学校である。個人面談や、学習計画表の提出とチェック、課題プリントの返却時は点数だけでなく先生からのコメントも添えられる。
中高一貫6年間を、2年ごと3タームに分けたカリキュラムが組まれている。中1、中2は「基礎学力育成期」とされ、学力均等4クラスで学習習慣や基礎学力などの土台を固めていく。ただし学力差のつきやすい数学と英語のみは習熟度別授業も行う。この時期は毎朝15分の「朝講座」や「小テスト」で、つまずきを発見し、克服していく。基準点に達しない場合は、再テストや補習なども行われる。この学校は小テストがとても多く(週3回実施)、知識が自然と蓄積されていく。
中3、高1は「思考力育成期」とされ、高校内容の先取りに入る。高入生が入学してくるが、このタームでは別クラスになる。この時期は、習熟度によってI類(1クラス)、II類(3クラス)にクラス分けを行い、競争原理を盛り立てていく。また中3時に「卒業論文」を半年かけて作成し、学問研究の本質に触れていく。高校部でも週3回、6時限終了後に「夕講座(小テスト)」が行われ、きめ細かい指導がなされる。
高2、高3は「判断力・応用力育成期」とされ、志望校別コース編成となる。「東大・難関国立大コース(文理混合)」、「早慶・国公立大コース(文系・理系)」、「難関私立大コース(文系・理系)」という編成で、難関大学の出題傾向に合わせた指導が受けられる。
「夏期講習」は全学年無料で受講できる。高3の夏期講習は100講座近くの講座が開講されることもあるという。模擬面接や論文の添削など、少人数制を活かした個別フォローも手厚い。まさに「勉強は学校で」が実践されている。
部活動・イベント
男子には運動部、女子には文化部が人気である。バスケ部や吹奏楽部の活動が盛んだが、南米音楽部や競技かるた部、中国拳法部などユニークなクラブも。硬式野球部は戦前の帝京商時代から数えて、三度も甲子園に出場できる成績を上げながら、様々な悲運(戦争、不祥事による辞退、火災による書類不備)のため、いまだに未出場である。
秋に行われる文化祭(邂逅祭)は、生徒によって企画・運営され、大きな盛り上がりを見せる。
国際教育
中2時に、全員参加で福島「ブリティッシュヒルズ語学研修旅行」が行われ、オールイングリッシュを体験できる。高1時にはほぼ全員が参加する「ニュージーランド語学研修」が行われる。約3週間、現地でホームステイを体験する。
欧米に偏重しないグローバル化も掲げており、高2時は全員参加で「アジア地域修学旅行」を行い、東南アジア各国を訪れる。
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