アクセス
有楽町線 護国寺駅徒歩約8分、有楽町線 江戸川橋駅徒歩約10分、副都心線 雑司が谷駅徒歩約16分
入試日程・募集人数
偏差値
四谷大塚結果80%偏差値
日能研結果R4偏差値
サピックス80%偏差値
大学合格実績
学校の紹介
基本情報
週6日制(土曜は4時限)、登校時刻8:30、制服あり
沿革・校風
1883年、哲学者・西周によって創設された獨逸学協会が前身である。1997年、獨協中学校・高校として、完全中高一貫体制がスタートした。
近代日本医学はドイツを手本としてスタートしたこともあって、獨協には「医学部に強い」伝統がある。また法曹界や教育界にも優れた人材を輩出している。環境問題にも意識が高く、日本一の環境教育を自負している。生物系に進みたい子にも合っているかもしれない。
「社会の優等生」育成を目標に掲げており、実社会に出てから活躍できる人間教育を目指している。勉強だけでなく、部活動や委員会活動などを、仲間と共に打ち込める環境である。いわゆる受験予備校的進学校では無い。
男子伝統校ならではの、女子の存在を気にせず、自分の興味のあることにチャレンジ出来る自由さがある。生徒の個性を大切にする伸び伸びとして、真面目な校風である。
大学との「高大連携」も積極的に行われ、獨協医科大への「系列校推薦枠(獨協埼玉とあわせて10名)」が設けられている。
環境
目白台の高台に位置し、都心にありながら緑豊かで閑静な環境にある。
教員室は開放的で、質問もしやすい空間である。先生と生徒との距離感は近い。若い先生も多く、親しみやすいフレンドリーな関係が築かれている。授業もゲーム的要素を取り入れ、生徒の興味を引き出すような工夫がなされている。
約8万冊の蔵書を誇る「図書館」は、多くの生徒が読書や自習に活用している。「100周年記念体育館」は、柔道場やアーチェリー場も備えている。体育館上のグランドは人工芝で、水はけもよい。プールは無い。
PC室の「テクラボ」は、映像授業などでも活用されている。学食は無いが、購買でパンなどを購入出来る。
環境教育が盛んで、屋上にはホタルが生息出来る「ビオトープ」が作られている。屋上壁面は緑化され、屋上作物園ではゴーヤやトマト、江戸東京野菜が栽培されている。
学習について
高校募集を行わない完全中高一貫校である。6年間を男子の成長曲線に合わせて、2年ごと3タームに分けたカリキュラムが組まれている。
中1、中2は「基礎学力養成期」として学習習慣や基礎学力などの土台を固めていく。中1はより手厚く6クラス体制でスタートし、中2からは5クラスにクラス替えをする。獨協は外国語授業に力を入れており、週6〜7時間の英語の授業を行っている。アウトプット練習にも注力し、この時期に英文スピーチコンテストも行われる。
中3、高1は「学力伸長期」とされ、高校内容の先取りに入る。このタームでは中2時の英数の成績によって、選抜1クラス、一般5クラスの6クラス編成になる。中3では1年をかけて探究論文に取り組んでいく。高1からは伝統のドイツ語授業を選択出来る。
高2、高3は「学力完成期」とされる。高2では文系・理系に分かれ、それぞれ選抜1クラス、一般2クラスの合計6クラス体制。高校課程は高2でほぼ修了し終える。高3では各々の志望校に応じたコース別編成で、難関大学の出題傾向に合わせた指導が受けられる。
部活動・イベント
部活動はほとんどのクラブで、中高生が一緒に活動する。吹奏楽部、ハンドボール部、生物部などが盛んな活動を行っている。珍しいアーチェリー部なども。獨協らしい「ドイツ語同好会」なども活動中。
企画から運営まですべて生徒の手によって行われる「獨協祭」や、体育祭(高校ではスポーツ大会)は毎年盛り上がりを見せる。スポーツ大会は球技中心にクラス対抗で競う。
国際教育
中3から高2まで参加出来る「ドイツ研修旅行」が夏休み10日間を使って行われる。ベルリン、ミュンヘンなどを訪れ、現地ホームステイも参加出来る。
高2の「ハワイ修学旅行」は、生徒たちにとって最高の思い出となるようだ。
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