アクセス
JR山手線大塚駅徒歩12分、JR埼京線板橋駅徒歩14分
入試日程・募集人数
偏差値
四谷大塚結果80%偏差値
日能研結果R4偏差値
サピックス80%偏差値
大学合格実績
学校の紹介
基本情報
週6日制・登校時刻8:00 制服あり 5〜6クラス
沿革・校風
1910年、硬教育による男子英才教育を目指して創立された私塾「巣園学舎」を母体とする。1922年巣鴨中学校に改称し、現在に至る。「努力主義・英才早教育」を理念とし、学業面・精神面共に自己を向上させ、社会に貢献する人材の育成を目指している。
2時限終了時の休み時間に全校で「業間体操(巣園体操)」を行うなど、質実剛健の校風で有名である。生活指導やしつけなど、厳しい環境で自分を鍛えたい人には良い環境。文武で優秀な成績を修めた生徒には、巣鴨メダルが授与される。
駒東・海城と共に「新御三家」と称されることもある。今なお難関国公立大学や、理数系の堅実な合格実績は定評がある。理数系に7割が進学している。医学部には依然として強く、100名以上の合格を出す。(私立医学部中心だが)
環境
2015年に新校舎が完成した。90年使用してきた旧校舎は耐震化のため、取り壊しになったが、旧校舎の金属製飾り板を新校舎の玄関にはめ込み、伝統を受け継いでいっている。校舎や教室は木製の素材で彩られており、温もりが感じられる環境である。
人工芝グラウンドは弾力性があるもので、多様なスポーツに対応している。ギムナシオン(体育館)は2000人収容可能で冷暖房完備。屋上にはテニスコートもある。
図書館はオープンな設計で130もの閲覧席がある。その他、コンピューター室、柔道場、剣道場、茶室など。カフェテリアはスカイテラスを備えて開放的。
中学での学習
主要3科は中2までに中学内容を修了し、先取り内容に入る。進度は速いが、「らせん状階段方式」で復習を入れていくことによって、定着度を高めていく。
巣鴨は国際教育にも力を入れている。英語は外国人講師による英会話や英作文の授業で、ハイレベルな技能の習得を目指す。中2からはスカイプを利用したオンライン英会話の放課後講座も開講している。
数学は中3・高1で成績による選抜クラス(「数学特別クラス」)を設置する。数学選抜クラスはなんと毎学期入れ替えがあるという。国語では中2で「論語」を学習する。これは古典学習としてだけでなく、人格教育の意味合いも含まれている。理科・社会についても中1から高校教科書を併用する。理科は多数の実験・観察で理解を深める。
宿題はかなり多く、小テストなども頻繁である。巣鴨の伝統として成績を1位から最下位まで全て公表する、という制度があったが、時代の流れには逆らえず廃止となった。
学習面以外でも徹底した努力主義の学校で、中学では剣道必修、高校では剣道か柔道の選択必修制度が設定され、卒業までに初段の実力を培う方針である。実際に8割の生徒が卒業時までに有段者になっている。また芸術科目の一つとして「書道」を必修としている。
高校での学習
高校では高2から文数系・理数系にコースが分かれる。独特な「文数系」のコースだが、一流大学の入試では文系といえど数学が重要になるので、全員が週5時間の数学を受講する。同様に「理数系」でも地歴公民を必修としている。
さらに高3では大幅な選択科目制(週25時間)を取り入れる。なお、高校からの入学生(高入生)が高2から合流する。夏期講習、冬期講習は休み中のほぼ全期間を通じて開講される。夏期講習は50講座設置される。これらは全て無料。
部活動・イベント
約35の班・同好会がある。剣道、陸上競技、柔道、籠球、合気道、科学技術、書道、吹奏楽などが盛んである。体育系クラブは中高別、文化系クラブは中高合同で活動している。
イベントは大菩薩峠越え強歩大会(深夜2時から翌日の昼まで、夜通し大菩薩峠を踏破する。実は人気イベント)、球技大会、ふんどし締めて遠泳大会(中1は必修)、武道大会、寒稽古など心身を鍛えるハードな行事が多い。文化祭と体育祭は「巣園祭」として短期間に集中して行われる。
国際教育
中3~高2の希望者対象にイギリス・イートン校で3週間のサマースクールを実施する。高1の3学期をイギリス、カナダ、ニュージーランドに短期留学できる「ターム留学」(希望制)で行なっている。「巣鴨サマースクール(SSS)」は中2、中3対象の国内合宿。英国から第一級のネイティブ講師を招き、ディベート、プレゼンなどを英語でチャレンジする。SSSを通じて、生徒たちの英語学習へのモチベーションは飛躍的に高まっていくという。
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