学習院女子中等科のすべて【最新偏差値、倍率、合格実績、併願作戦】

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目次

アクセス

都心線「西早稲田」駅徒歩3分、東西線「早稲田」駅徒歩10分、JR「高田馬場」駅徒歩20分

入試日程・募集人数

2024 年度入試より、一般生入試は筆記試験のみとし、午後の面接は実施しない

偏差値

四谷大塚結果80%偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果80%偏差値

日能研結果R4偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果R4偏差値

サピックス80%偏差値

【参考資料】2024年度用,2023年度用,2022年度用受験ガイド

進路

併設の学習院大学、学習院女子大学への内部進学は、学業成績、実力テストを審議して決定される。

学習院・学習院女子大学への推薦

他大学合格実績

学校の紹介

基本情報

週6日制・登校時刻8:20 制服あり 5クラス

沿革・校風

1885年、昭憲皇太后の思し召しにより官立「華族女学校」を前身として四谷尾張町に設立。1889年に永田町へ移転し、平民子女の入学も許可される。戦後宮内省を離れ、戸山に移転し「学習院女子中等科、高等科」となる。

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校門

設立当初から「その時代に生きる女性にふさわしい品性と知性を身につけること」を掲げ、全人格的な陶冶を目指す。中学・高校時代に「おのれにまさるよき友」を得て、切磋琢磨をしていく。

モットーは「正直と思いやり」であり、人間的触れ合いを重んじ、思いやりの心を育てている。学習については実験・実習など「本物に触れる」機会を増やし、「進度より深度」を大切に掘り下げる授業を行う。

(画像はイメージです)

皇族子女を受け入れる「宮様の学校」でもある。「ごきげんよう」の挨拶、作法の授業なども行われる。また5クラスの名称は「東・西・中・南・北」組であり、下校時は、先生が校内を鐘を鳴らしながら歩いてお知らせするなど、古き良き伝統が残る。

(画像はイメージです)

そういった古風なイメージから、厳格なお嬢様学校のイメージがあるが、実は校風は自由でおおらか。広々としたキャンパスの中、のびのびと学校生活を送っている。卒業後は6〜7割程度は学習院大学に進学するが、難関私大を中心に他大学進学実績も堅実なものがある。

環境

周辺には早稲田大学や都立戸山高校などがあり、緑豊かな文教地区を形成している。
赤茶色の「正門」は日本最古の洋風鉄門として、国の重要文化財に指定されている。豊かな緑の中に、新旧の校舎が調和して佇む。

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学習院旧正門

2010年完成の「本館」のデザインは、華族女学校時代のイメージを意識。ただし中身は新しい時代のニーズに対応する教育空間となっている。

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ホームルーム教室はすべて南面し、窓外の緑樹に見守られた環境である。本館には理科4分野の実験教室と階段教室(斜面になって先生の手元までよく見える)がそれぞれ整備。日本で初めての日本画教室など、芸術系教室も充実。

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本館1階の生徒ホールは、食事や自習など思い思いに活用できる。450円の「ごきげんよう弁当」は予約制。
「図書館」は1階が中高生用で、12万冊所蔵。赤い椅子と白いライトが印象的である。

総合体育館」は2017年新設。1階は温水プール、2階はアリーナとして使用できる。連絡橋で本館との行き来も便利になった。

「第二体育館」には和室があり、日舞や茶道の活動ができる。屋外にはグラウンド、バレー、バスケ、戸山テニスコートなど運動環境も多彩。キャンパスは緑豊かで、理科の授業の後に植物採集などを行い、本物を体験することもできる

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中学での学習

高校募集を行わない完全中高一貫教育である。知識の詰め込みに偏重しない、生徒の主体性を重視した指導が行われている。中高の学習内容を組み替え、工夫したカリキュラムを編成している。主要3科においてはクラスを2分割した少人数授業が行われている。

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国語は「現代国語」「読書」「古文」「表現」に4分類授業を行う。オリジナル教材「古文の基礎」を使用し、中1から古文の学習を始め、高3で源氏物語を読める力を身につける。伝統的にことばの教育を重視し、手紙の書き方から作文やレポート作成、課題読書指導に力を入れている。定期考査はほとんどが字数制限がない記述問題である。

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数学では「代数」「幾何」の2分類授業(各週2時間ずつ、代数は中2から週3時間)を行う。中1代数、中2幾何では20人の少人数分割で、きめ細かい指導を行う。図形を描いたり、立体模型を作ったりするイメージが膨らむ学習をしていく。中3で一部高校内容を先取。

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英語は帰国生・既習者・初習者の3つにクラス分けし、6年間を通して少人数授業できめ細やかな指導をしていく。テキストに「New Tresure」を使用、外国人講師による授業も行われている。家庭学習で、NHKラジオ「新基礎英語」を聴くことは必修。

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理科では実験・レポートを重視、社会は実物資料やレプリカ教材などを活用して、生きた形で学んでいく。保健体育は充実した体育施設を活かし、学期ごとに違った種目を選定し、球技・水泳・ダンス・体操などを行う。作法は、挨拶や電話対応、食事などのマナーを学ぶ。

高校での学習

高1は共通科目だが、一部科目選択も可能で、ドイツ語やフランス語なども選択できる。日本画、西洋画、工芸、声楽、器楽など本格的な指導が受けられる。高2からは文系・理系に分かれ、選択科目が増える。高3ではほとんどが選択科目になる

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部活動・イベント

11の運動部、20の文化部、3の同好会が活動中。入部形態は自由度が高く、兼部も可能。ソフトボール部、テニス部、ブロックフレーテ・アンサンブル部(リコーダーのこと)などが活躍している。

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4月にはクラス対抗トーナメント式の球技大会を行う。毎年6月に伝統の「附属戦」という定期競技大会が、学習院男女高等科、筑波大附属高校との間で行われている。9月には「運動会」、10月には「八重桜祭(文化祭)」が行われる。百人一首大会や、自然教室、林間学校、臨海学校など行事はさまざま。

国際教育

イギリス名門のイートン校における「イートンサマースクール」が、夏休み中に約3週間行われる。中3・高2・高3の希望者が参加し、語学研修・文化体験学習を経験する。

(画像はイメージです)

主な併願校

入試結果

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