海城中学校のすべて【最新偏差値、倍率、合格実績、併願作戦】

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目次

アクセス

JR山手線新大久保駅徒歩5分、東京メトロ西早稲田駅徒歩10分

入試日程・募集人数

偏差値

四谷大塚結果80%偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果80%偏差値

日能研結果R4偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果R4偏差値

サピックス80%偏差値

【参考資料】2024年度用,2023年度用,2022年度用受験ガイド

大学合格実績

学校の紹介

基本情報

週6日制(土曜は4時限)・登校時刻8:15 制服あり 8クラス

沿革・校風

1891年に海軍兵学校の予備校として設立。1906年に海城中学校と改称、2011年に高校募集を停止し、完全中高一貫体制となる。駒東、巣鴨とともに「新御三家」と称されることも。旧海軍のような都会的なスマートさを理想像としているようである。

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リベラルでフェアーな精神」を基底に、コミュニーケーション能力とコラボレーション力を兼ね備えた「新しい人間力」。そして課題設定・問題解決能力を鍛える「新しい学力」の育成に努めている。生徒の自主性を尊重した、のびのびとした校風である。先生もおおらかで親しみやすい。

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環境

広大なグラウンド(1万3千㎡)は、水はけのよい全面人工芝で、授業はもちろん野球、サッカー、ラクロスなどを伸び伸び行える。1階はアリーナ、2階は柔剣道場になる体育館。オムニコート、プール(25m×7)と山手線の内側の学校とは考えられないほどの運動環境

(画像はイメージです)

1号館の中1教室は武道や美術、書写など大きな道具を使うため、大きめのロッカーが用意されている。1号館の図書館は蔵書5万7千冊、80席あり、ソファコーナーで落ち着いて読書に勤しめる。明るく開放的なカフェテリアは憩いの場。売店とパン売り場もある。5号館の各種理科実験室など、5つの校舎はそれぞれ充実した設備を整えている。

(画像はイメージです)

2021年7月に新理科館のScience Center(3号館)が新築された。9つの専用実験室、2つの教室、そして理科職員室を備えている。「建築自体を教材に」をコンセプトとしたオープンな設計である。屋上緑化など環境技術も導入されている。

(画像はイメージです)

学習について

海城では習熟度別授業は行っておらず、特進クラスなどは存在しない。級友と切磋琢磨し、集団としての成長を促していく。進学本位の詰め込み教育ではないが、授業速度は速く学習量も多くなるため、徹底した予習が指導されている。定期テスト前に課題提出が課される。中学では基礎学力の完全マスターを目標にした授業が行われ、高校の学習内容を見通した授業内容になり、指導教師は中学・高校の両方を担当する。

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数学では代数と幾何に分けて授業を行う。中2の幾何では分割少人数授業を行っている。中3から高校内容に入る。

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英語は4技能を総合的に伸ばすことを目標とする。週1回外国人教師による英会話の分割授業を行う。

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国語は口語文法、古典、書写、百人一首が取り入れられ、年末にかるた大会も行われる。グループワークやディスカッション、プレゼンなど幅広い言語活動行う。

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社会科では総合的な学習も重んじる。社会的な問題に関心を持ち、それぞれ研究課題を設定していく。企業や役所へ取材に行ったり、文献を調べたりしてレポートにまとめる。授業ではその調査結果に基づいてディベートを戦わせ、生徒たち自身がジャッジを下す。

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ここで決め手となるのは「論の正しさ」だけでなく、人の心を動かすこと。心に響く表現や仲間の発言をわかりやすく言い換えたりするなどの人間力も培うことができる。集大成として、中3時に30枚から50枚の卒業論文を作成する。こういった探究型学習を海城では1992年から始めており、大きな成果をあげている。社会科は入試問題も長文資料を読み取り、論ずるスタイルである。

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理科は「生物」「物理」「化学」「地学」の4分野に分けた授業で、それぞれ専門の講師が指導する。多くの実験・観察を行う生徒参加型の授業が展開されている。年に数回、希望者対象に野外観察会なども行う。
保健体育は、週1回の武道では柔道か剣道を選択する。

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高2からは文系・理系に分かれる。受験の効率性に偏重はしておらず、どちらのコースにも必修科目を多く設けている。
中1・中2では「プロジェクト・アドベンチャー(PA)」という校外学習が行われる。自然の中で体を使いながら、グループで課題に取り組む体験プログラムである。

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中学では「ドラマ・エデュケーション(DE)」という演劇の手法を取り入れた授業も行われる。修学旅行の体験や、大人の話を聞いて感じたことを劇の作品にして発表するというもの。ここで生徒は人の心を動かす表現力を意識するようになる。

部活動・イベント

野球部、サッカー部、テニス部、バスケ部、競技カルタ部などが盛んなようである。9月の海城祭、中学体育祭、高校スポーツ大会などが主なイベントである。

(画像はイメージです)

国際教育

卒業時には希望者対象にアメリカ語学研修(ホームステイ)を行う。1週間ホームステイしながら、バーモント州の学校に通学する。高1・2対象には夏休みのイギリス語学研修(ホームステイ)を行っている。その他、国内で3泊4日のイングリッシュ・キャンプを実施している。

(画像はイメージです)

主な併願校

入試結果

海城の入試ではいわゆる「足切り」を否定していない。極端な低得点の科目がある場合には、マイナスの評価を下されるということであろう。苦手科目でも受験者平均クリアは目指していくといいだろう。

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