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慶應義塾普通部のすべて

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アクセス

東急東横線・横浜市営地下鉄「日吉」駅徒歩5分

 

 入試日程・募集人数

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偏差値

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進路

慶應女子を除く全ての併設高校に進学可能である。ただし慶應横浜初等部→湘南藤沢というコースが確立したことにより、今後は普通部→湘南藤沢への進学には人数制限がかかる。

普通部生の9割は日吉の慶應義塾高校(塾高)に進学する。このラインが慶應義塾の本流と言える。塾高は各学年18学級にもなる。

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学校の紹介

基本情報

週6日制・登校時刻9:00 制服あり 6クラス(中1は10クラス)

www.kf.keio.ac.jp

沿革・校風 

福沢諭吉が創立した慶應義塾が母体で、1898年、幼稚舎・普通部・大学部からなる一貫教育体制を確立。戦後の教育改革の中で、「普通部」は名称もそのままに新制中学校として再スタート。全国で唯一「中学」も「中等」も名称に入らない中学校である。

「普通」とは「平凡」という意味でなく「あまねく通じることを学ぶ場」を構築したいという、福沢諭吉の思いからなる。本校は福沢が存命中に設立した唯一の中学校なのだ。

三田や湘南藤沢の中等部が共学なのに対して、日吉の普通部は純然たる男子校で、いわば旧制校的な校風を残している。福沢諭吉の「独立自尊」の精神に基づき、自由だが自らを厳しく律することができる人格の育成を目指す。自ら学び、自ら考え、日々こつこつと「学び」を続けることを目標としている。知識を習得するだけではなく、じっくり観察し、自ら判断・行動し、自己表現することが求められる。

専門知識を持った先生が多く、副教材を多用しながら深く掘り下げた授業が展開される。生徒も男子校ならではのマニアックな知的好奇心を成長させていく。生徒の「なぜ」「どうして」という学びの本質を大事にしながら、自分の考えをまとめ表現する機会を多くしている。校則は比較的緩やかでのびのびとした校風である。

環境

日吉駅から「普通部通り」を歩いて5分。緑の多い落ち着いたキャンパスである。2015年に待望の新校舎が完成。旧校舎の白亜の面影を残しながら開放的に。普通教室は電子黒板、wifi完備のほか、従来の1.3倍の広さにし、廊下やロッカーも広くなった。理科実験教室も増設し、4教室に。

メディア・ライブラリー(図書室)は蔵書3万6千冊でAVブースも使用可。食堂はお弁当持参が原則だが、食堂を利用することもできる。パンやお弁当、飲み物も販売している。

校舎の中央にはガラス張りの教員室があり、教師と生徒の距離感は近い。2つの体育館、2つのグラウンドと運動環境も充実している。

 

学習 

大学までの一貫教育校だからこそできる、受験勉強にとらわれない「学問の本質」を突き詰める教育が行われている。3学期制で、各学期末に各科目A〜Eの5段階評価で成績が示される。期末試験を中心に、小テスト・レポート・提出物・平常点などが評価の対象となる。「受験が終わって安心、のんびりできると思っていたら、宿題、テスト、レポートなどが思っていたよりもかなり多く、驚いた」という声がよくあるという。何もしなくても、エスカレーターで大学までいけると思ったら大間違いらしい。「再修」という留年制度も存在する。

中1では1クラス24名程度の少人数編成である。幼稚舎(小学校)からの内部進学生60名とは混合クラスで、すぐに打ち解けるという。2、3年生は40人学級で6クラスに再編成する。2、3年生も、理科・英語・美術などは20人ずつなどに分割して少人数で授業を行っている。習熟度別授業は行わない。

国語は作文(作家の時間)や、読書推進と調べ方の学習(図書室の時間)を設けている。読んだ本をみんなの前で発表する「ブック・トーク」も行われる。近年の普通部はプレゼン力の向上に注力している。漢字学習は中3までで漢検準2級の水準に達するという。

英語では中2、3で外国人のネイティブスピーカーによる少人数の授業を実施している。授業の中でペアワークやグループワークも取り入れている。中3での英検準2級取得を目指している。

数学は各学年ともに普通部独自のカリキュラムで授業を行っている。内容によって数学I(代数)、数学II(幾何)に分け、1年生では24人学級での細かな指導を行っている。実際に立体を作ってみたり、コンピューターやタブレット端末を用いて一味違った授業をすることもある。

理科教育の充実こそが普通部の真髄で、毎週2時間連続で実験の授業があり、学年ごと年間20テーマほどの実験、レポート(研究論文の形式に則ったもの)を作成する。例えば「カエルの解剖」「軟体動物の解剖」「天気予報の精度」「エステル合成」「静電気を楽しむ」など。レポート作成は慣れないうちは苦痛で、入学当初は土日がこれだけで潰れることも。しかし経験を積むごとに驚くほど上達していく。

社会科では地理分野で地図でのまとめや発表を行い、生徒の自主性を伸ばすことを心がけている。歴史では土器や石器などの実物を用いての学習から始めて、高度な歴史史料を扱えるようにしていく。公民では時事問題にも関心を払う。

その他、中1でのコンピューター活用実習、中2でのクラシックギター、全学年毎週1時間の書道など、独特の授業が行われる。中3の土曜に行われる「選択授業」では「映画から学ぶ英語」、「演劇」「現代社会特講」など教養を深める。教養主義も普通部の特徴である。

原則として併設大学に進学可能なため、大学受験体制は敷かず、選択科目が履修可能な自由度の高いカリキュラムを用意している。英語は高1から2段階編成、高2からは選択科目制も実施して、第2外国語の履修も可能。体育の授業は大学の施設も利用できる。

キャリア教育の一環としては、「目路(めじ)はるか教室」が行われる。各界で活躍するOBを招き、「全体講話」と「コース別授業」を受ける。20〜30名に分かれて行う「コース別授業」では、経済、医学、法曹、マスコミ、スポーツなど異なる10の分野の卒業生から3時間教えを請う。授業は多くの場合、卒業生の職場で行われ、最前線の迫力を味わうことができる。慶應らしい実業界の縦の人脈がこうして受け継がれていく。

部活動・イベント 

部会活動(部活動)は、運動部会21、文化部会15で行われる。男子ラクロス部など珍しい部会もある。OBがコーチとして指導にあたる部会が多い。慶應は縦のつながりが実に強い学校。文武両道のため、平日は3日までの制限がある。

文化祭はないがその代わり9月に、普通部の学びの真髄「労作展」が行われる。普通部が日吉に移転前(かつては三田にあった)の1927年から始まる伝統行事である。自由創作・研究発表で、まず6月に研究計画を提出。必要に応じて先生のアドバイスも仰ぎながら、夏休みいっぱいで作業に取り組む。大学の教授に助言を求めに行く生徒もいるという。作品とともに制作日誌の提出が義務付けられている。完成した全作品は一般公開され、その質の高さに訪れた人は目を見張るという。優秀作品には記念のメダルと賞状が授与される。この労作展に憧れ、普通部を志す受験生は多い。

6月の東京六大学野球応援「慶早戦」応援は1年生は必修である。

国際教育 

オーストラリアやフィンランドの中学校との交換交流プログラムを行っている。

面接試験

本人のみの面接あり。教員が入れ替わり、受験生と1対1の面接を複数回行い、複数の教員の目で判断する。「面接は参考程度」という学校が多いが、それなりに見られている。きちんと受け答えできるよう準備と練習が必要。志願書の志望動機も複数の教員によりしっかり読まれているので、なるべく詳しく書くこと。書いたものはコピーして、面接の受け答えと矛盾しないようによく読んでおくこと。

体育実技試験

毎年内容は変わるが、跳び箱や開脚前屈などする場合もあるので、伸縮性のある動きやすい服装で。靴はスニーカーで良い。体育学校ではないので出来不出来より挑戦する姿勢や協調性などを見ている。

主な併願校 

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入試結果

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