東京農業大学一中のすべて【最新偏差値、倍率、合格実績、併願作戦】

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目次

アクセス

小田急線「経堂」駅徒歩15分、東急世田谷線「上町」駅徒歩15分

入試日程・募集人数

2025年中等部入試(現小学5年生対象)について

これまでの2/1PM(算理・算国2科選択制)、2/2PM(算理・算国2科選択制)、2/4AM(4科)に

2/1 AM(4科)を追加する。

国語・算数各100点/社会・理科各80点

また定員をこれまでの175名から約200名に変更する。

2/1AM(約40名) 2/1PM(約85名) 2/2PM(約60名) 2/4AM(約15名)

偏差値

四谷大塚結果80%偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果80%偏差値

日能研結果R4偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果R4偏差値

サピックス80%偏差値

【参考資料】2024年度用,2023年度用,2022年度用受験ガイド

大学合格実績

東京農業大学、東京情報大学への優先入学制度があるが、現状では併設大学への優先入学制度を利用する生徒はあまり多くなく、全体で1割程度となっている。基本は他大学への進学を目指す進学校である。また理系のイメージが強いが、現状では卒業進路は文系・理系半々といったところで、多様な進路に対応する対策を行っている。

学校の紹介

基本情報

週6日制(土曜は4時限)・登校時刻8:00 制服あり 5〜6クラス

沿革・校風

1891年に榎本武揚が「徳川育英黌農業科」を創設したことに始まる東京農業大学の併設校である。1949年東京農大予科を改称し、現校名となる。2005年に中等部を開校した。

(画像はイメージです)

教育理念は「知耕実学」(実学で自分の知恵を耕し、深めていこう)で、実学を通して学びの面白さを理解し、世界を視野に入れた高レベルの進路実現に取り組んでいくというものである。“農業”の字を冠しているが母体である大学とは違い、農業科は設置されておらず、普通科のみの進学校である。

2025年度より高校募集を停止。完全中高一貫校となる。

環境

正門から校舎にはソメイヨシノの並木が連なり、春には見事な桜のトンネルとなる。

(画像はイメージです)

各教室には電子黒板付きプロジェクターを導入し、ICT化を進めている。中学生は全員が学校指定の2in1PCを授業や課外活動などで使用している。

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「1号館」には幅4メートル、長さ90メートルの広々とした廊下があり、各教室は廊下側に大きなガラス窓がある。1号館5階には「メディアセンター(図書館)」があり、屋上には「屋上庭園」がある。屋上庭園の黒松は樹齢100年で、「天空の和みの庭」と呼ばれている。

(画像はイメージです)

「2号館」は美術室、音楽室など実技系の教室がある。「3号館」は別名「理科棟」で、4つの理科実験室と、2つのコンピューター室、大講堂がある。自然環境を再現した「ビオトープ」では、自然の循環システムを観察できる。「飛翔館」は130席ある食堂とコンビニ(デイリーショップ)があり、生徒たちの憩いの場である。中学生は基本的にはお弁当だが、デイリーショップではパンやおにぎり、お弁当などを販売している。グラウンドは上質で水はけの良い人工芝。 

中学での学習

高入生とは3年間別クラスの完全中高一貫校である。クラス替えは毎年行われる。中高6年間を1・2・2・1の4つに分けた教育プログラムで、シラバスに基づくカリキュラムが編成される。中1は基礎期とされ、文字通り基礎学力を身につける。中2・3は充実期とされ、学ぶ楽しさを知り、学力を伸ばす時期と位置づけられる。

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 主要3教科は授業数も多く、一部高校内容を取り入れる先取り学習を実施している。進度の早さについていくため、予習・復習が義務付けられている中2~高2の英数では習熟度別授業を実施している。英検準2級、漢検準2級、数検準2級を中3までに取得することを目指した指導を行っている。

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 英語は中1・中2で少人数分割授業を行い、基礎を固めていく。英文読解にくわえて、中2より外国人のネイティブスピーカーによる英会話の授業を週1時間、実施している。一部英語だけで授業を行うオール・イングリッシュの形式も取り入れる。

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国語は作文に力を入れ、表現力の養成に努める。また年2回行う「文学散歩」では、名作小説の舞台を散策する。

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理科は週4時間の半分を実験室で学習し、レポートを作成していく。中2の頃には大学生に劣らぬレポートが作れるようになる。6年間での実験数は80回にも及ぶ。また東京農大の教授の指導を受ける機会も。社会も天然ゴムなど実物に触れ、実感を持たせる授業を行う。受け身でなく、レポートやディベートなどで考えをまとめ、発表する機会も多い。定期テストも記述式のものが多く、考えさせる姿勢を身につけさせていく。実学教育も特徴の一つで、大学施設で実験や観察・実習が行われる。中1では厚木の専用農場で「稲作」実習を行う。中3では味噌作りを体験する。

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 主要5教科では単元ごとの確認テストが行われ、苦手分野のフォローや得意分野のランクアップが図られる。放課後や夏休みには、講習や個別指導が行われる。夏休みの講習は中1から高3まで前期1期、2期、後期3期の3タームに分けて、計12日間程の授業を無料で行っている。

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放課後には少人数自由参加の「一中一高ゼミ」を開講している。学年縦断、科目横断型のゼミが多数あり、自然科学、社会科学、芸術、運動まで生徒の知的好奇心を深める時間となっている。

高校での学習


高校部の国語は「論述テキスト」を使用し、慶応や一橋の現代文を要約・記述する訓練を年間25回行う。高2からは文系・理系に分けて選択科目制も実施して、大学受験に対応している。高3では大幅な教科選択制となり、演習中心の授業も増える。完全週6日制、50分×6時限授業で、国公立及び早慶上、マーチレベルに合格という目標を掲げている。

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東京大学や京都大学をはじめとした最難関大への合格を目指す取り組みとして、高3の希望者対象に「Tゼミ」を開講している。国語・数学・英語の3教科を中心に、最難関大の合格に必要とされる思考力や論理的に表現する力を身につけるために、オリジナル教材を使った講義を行っている。

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中3から高3の希望者を対象として、最難関大入試と同レベルの校内模試「D模試」を実施している。「D模試」は中3から高3までが同じ問題に取り組むという。「D模試」は東京大学や京都大学などの最難関大の入試を踏まえて作成されたオリジナルの模試である。模試を受けた後に解説授業を行う。

部活動・イベント

約30の部・同好会が活動中である。一部のクラブでは中高合同で活動している。加入率は中学生は9割、高校生は8割といったところ。全国レベルの強豪・馬術部はじめ、サッカー、軟式野球、卓球、バスケ、チアリーディング、女子ハンドボール、100名以上の部員の生物部、吹奏楽、演劇部などが活躍中である。行事は桜花祭(文化祭)や合唱コンクールなどが盛り上がっている。

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国際教育

中1の夏には全員参加でEnglish Campを行い、生きた英語を学ぶ。
中3~高2の希望者を対象に、オーストラリアで海外研修を実施している。中3は2週間、高校生は3週間をかけて、異文化交流の経験を積んでいく。高1、高2の希望者対象に、台湾でプログラミングキャンプを行う。プログラミングの基礎を英語で学んでいく。高1、高2の希望者対象に、フィリピン・セブ島で14日間の語学研修を行う。1日10時間、英語漬けとなってマンツーマンや少人数授業を受ける。

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主な併願校

入試結果

入試日程によって、試験科目、試験時間、問題傾向が異なるが、難易度に関しては日程ごとでの大きな違いはない。毎年12月に行う入試対策説明会では、各教科の入試問題傾向、対策について説明がある。

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