オルセー美術館巡り【印象派・必見作品①】

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セーヌ川
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目次

オルセー美術館

印象派の殿堂・オルセー美術館にやってきました。

セーヌ川左岸にあり、元は駅舎だったものを改造して、19世紀後半以降から20世紀初頭までの美術作品を展示しています。

ちなみにそれ以前のものはルーヴル美術館、それ以後の現代芸術はポンピドゥー・センターというように、パリの美術館は時代ごとに住み分けさせてるんですね。

六大陸を表した人物像六体です。

ヨーロッパの像

アジアの像

アフリカの像

北アメリカの像

南アメリカの像

オセアニアの像

ミュージアムパス所有者は、まずは入り口Cから入館します。

午前9:30開館なんですが、ここで緊急事態発生しました。ブザーが鳴り響き、全員が退館させられる事態が発生!

異変を感じて、その日の見学はやめました。

海外では異変を感じたら、その場を早急に立ち去ることにしています。テロもあるしね。

で、2日後に仕切り直しでまたやってきました。吹き抜けの中央通路は、元は駅のホームだったところです。まだ誰もいないです。

駅時代のオルセーです。

まずは入り口から見て、左側の作品群から見ていきたいと思います。

こちらの側はバルビゾン派、写実主義、印象派初期の絵画が並びます。

ジャン=フランソワ・ミレー「落穂拾い」

1857年の作品です。

ジャン=フランソワ・ミレー「晩鐘」

1857~1859年の作品です。

ジャン=フランソワ・ミレー「春」

1867年の作品です。

ジャン=フランソワ・ミレー「羊飼いの少女」

1863年の作品です。

ミレーの、この敬虔さがアメリカのプロテスタント社会で受けたのは凄く分かる!

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー「朝、ニンフの踊り」

1850年の作品です。

ジャン=バティスト・カミーユ・コロー「アモールと遊ぶニンフ」

1857年の作品です。

ここから黒人モデルコーナーかな。オランピアがあるっぽいです。

エドゥアール・マネ「オランピア」

1863年の作品です。

印象派の兄貴分であり、写実主義の画家・エドゥアール・マネによって描かれた作品です。

マネはこの作品をサロン(官展)に出品し、「現実の裸体の女性」を描いたことで大批判を受けました。

ポール・ゴーギャン「オランピア」

1891年の作品です。

なんとゴーギャンも「オランピア」を描いていたとは。

Aimé Mpane「オランピアⅡ」

2013年の作品です。

ジャック=ウジェーヌ・フェイアン「Le Baiser Enfantin」

1865年の作品です。

アンリ・ルソー「蛇使いの女」

1907年の作品です。

アンリ・マチス「Aicha and Laurette」

1917年の作品です。

アンリ・マチス「Dame à la robe blanche」

1946年の作品です。

エドゥアール・マネ「Jeanne Duval」

1862年の作品です。

エドゥアール・マネ「すみれの花束をつけたベルト・モリゾ」

1872年の作品です。

女流画家としても有名なベルト・モリゾをモデルに描いた、あまりにも有名な作品です。

エドゥアール・マネ「バルコニー」

1868~69年の作品です。

この作品のモデルもモリゾですね。一番前でバルコニーの柵に腕を乗せているのがモリゾ。

エドゥアール・マネ「笛を吹く少年」

1866年の作品です。

オーギュスト・ルノワール「ヴェールをつけた若い女性」

1875年の作品です。

モデルは不明です。

フレデリック・バジール「家族の集い」

1868年の作品です。

一番左端がバジール(背がでかい)自身です。

クロード・モネ「かささぎ」

1868~69年の作品です。

クロード・モネ「Madame Monet au canapé」

1871年の作品です。

ポール・セザンヌ「Nature morte à la bouilloire」

1867〜1869年の作品です。

ギュスターヴ・クールベ「La Remise des chevreuils」

1866年の作品です。

ギュスターヴ・クールベ「傷ついた男」

1854年の作品です。

フランソワ・ポンポン「白熊」

1822年の作品です。

ギュスターヴ・クールベ「オルナンの埋葬」

1855年の作品です。

ギュスターヴ・クールベ「画家のアトリエ」

1855年の作品です。

エドゥアール・マネ「ピアノを弾くマネ夫人」

1868年の作品です。

マネと夫人の関係性って妙な緊張感があったんですね。モリゾと出会ったのもこの頃。

エドゥアール・マネ「読書」

1865年の作品です。

マネ夫人と、その背後には弟だか息子だかのレオン。

エドゥアール・マネ「オーギュスト・マネ夫妻の肖像」

1860年の作品です。

これがマネのご両親です。お父上は高級役人で、裕福な家庭で育っています。

エドゥアール・マネ「白い牡丹の枝と植木ばさみ」

1864年の作品です。

エドゥアール・マネ「エミール・ゾラの肖像」

1868年の作品です。

エドゥアール・マネ「団扇と婦人(ニナ・ド・カリアスの肖像)」

1873〜1874年の作品です。

クロード・モネ「トゥルーヴィルのホテル・デ・ロッシュ・ノワール」

1870年の作品です。

クロード・モネ「庭の女たち」

1866年の作品です。

フレデリック・バジール「病床のモネ」

1865年の作品です。

足を怪我して寝たきりのモネの絵みたいです。

ギュスターヴ・クールベ「エトルタの崖、嵐のあと」

1870年の作品です。

0階中央部には彫刻群が並びます。

ジャン・バティスト・カルポー「天球を支える世界の四方位」

四大陸の人種の特徴を四体の人物で表します。

ジャン・バティスト・カルポー「ダンス」

1868年の作品です。オペラ座にも飾られています。

発表当初、裸体像というより、踊って笑う姿が不健全だと非難轟々だったんですってね。

アンリ・シャピュ「Jeanne d’Arc à Domrémy”」

1871年の作品です。

フランスの救国のヒロイン、ジャンヌ・ダルクです。

オルセー美術館5階にやってきました。ここは印象派の殿堂です。

エドゥアール・マネ「Vase of Peonies on a Small Pedestal」

1864年の作品です。

エドゥアール・マネ「草上の昼食」

1862年から1863年に描かれたエドゥアール・マネの代表作です。

それまでの西洋絵画史において、裸体の女性は神話や歴史画を口実に描くものだったため、マネが描いた「現実の裸体の女性」は大スキャンダルを呼び起こしました。この作品はティツィアーノの「田園の奏楽」(ルーヴルにある)などに影響を受けています。

クロード・モネ「草上の昼食」

1865~66年の作品です。

クロード・モネ「ひなげし」

1873年の作品です。

モデルは妻のカミーユと愛息のジャンですが、丘の上と下にカミーユとジャンが2度描かれています。

クロード・モネ「サン・ラザール駅」

1877年の作品です。

クロード・モネ「死の床のカミーユ」

1879年の作品です。

クロード・モネ「日傘の女」(連作)

1886年の作品です。

クロード・モネ「青い睡蓮」

1916年〜1919年頃の作品です。

モネの代名詞とも言える「睡蓮」の一つです。

クロード・モネ「ルーアン大聖堂」(連作)

クロード・モネ「Zaandam」

1871年の作品です。

クロード・モネ「曇天のリラの花(リラの木陰の憩い)」

1872年〜1873年頃の作品です。

アルジャントゥイユのモネの家の庭です。この地でモネ一家は6年余りを過ごし、多くの作品を残しています。

クロード・モネ「アルジャントゥイユの鉄道橋」

1873年〜1874年頃の作品です。

クロード・モネ「アルジャントゥイユのレガッタ」

1872年の作品です。

クロード・モネ「アルジャントゥイユの船着場」

1872年の作品です。

アルフレッド・シスレー「ポール=マルリーの洪水」

1876年の作品です。

アルフレッド・シスレー「Le Repos au bord du ruisseau」

1878年の作品です。

カミーユ・ピサロ「赤い屋根、村のはずれの冬の印象」

1877年の作品です。

ギュスターヴ・カイユボット「床に鉋をかける人々」

1875年の作品です。

カイユボットの代表作で、第2回印象派展に出品されました。

オーギュスト・ルノワール「陽光の中の裸婦」

1875〜76年の作品です。

第2回印象派展に出品されましたが、当時の評価は散々で、「腐敗した肉の塊」とまで酷評されたそうです。

オーギュスト・ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」

1877年の作品です。

第3回印象派展に出品された作品です。パリ・モンマルトルにあるダンスホールでの舞踏会を題材としています。

オーギュスト・ルノワール「都会のダンス」「田舎のダンス」

1883年の作品です。

オーギュスト・ルノワール「ぶらんこ」

1876年の作品です。

オーギュスト・ルノワール「アルフォンシーヌ・フルネーズ」

1879年の作品です。

オーギュスト・ルノワール「ジョルジュ・アルトマン夫人」

1874年の作品です。

メアリー・カサット「縫い物をする女性」

1880~1882年頃の作品です。

アメリカ出身の女流画家カサットは、画業に打ち込むためパリに移住し、敬愛するドガの力を得て、印象派展に参加しました。

ポール・セザンヌ「首吊りの家、オーヴェール=シュル=オワーズ」

1873年の作品です。

この作品は第1回印象派展に出品されました。

ポール・セザンヌ「水浴の男たち」

1890〜1892年頃の作品です。

ポール・セザンヌ「林檎とオレンジ」

1895~1900年の作品です。

ベルト・モリゾ「蝶々捕り」

1874年の作品です。

エドガー・ドガ「カフェにて(アプサント)」

1893年の作品です。

エドガー・ドガ「14歳の小さな踊り子」

ドガは自分でフィギュアを大量に作っていましたが、生前は発表することはありませんでした。個人的な楽しみのために作っていたのでしょうか?

しかしこの踊り子の像は例外で、印象派展に出品しています。

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