アクセス
JR中央線・地下鉄丸ノ内線・南北線「四ツ谷」駅徒歩2分
入試日程・募集人数
偏差値
四谷大塚結果80%偏差値
日能研結果R4偏差値
サピックス80%偏差値
大学合格実績
学校の紹介
基本情報
週6日制(土曜は4時限)・登校時刻8:05 制服あり 4クラス
https://www.futabagakuen-jh.ed.jp/jsh/
沿革・校風
1875年にフランスの幼きイエス会が、築地語学学校として設立したのが前身。1909年に雙葉高等女学校として創立し、戦後新制中学・高校となる。「徳においては純真に、義務においては堅実に」を校訓に、カトリック精神に基づいた全人教育を行っている。中学1年でカトリックの精神を大まかに学び、高校3年まで「自分の使命とは何か」ということを考えていく。ただし信仰を強要するようなことは一切ないという。
姉妹校(田園調布雙葉、横浜雙葉、静岡雙葉、福岡雙葉、サンモールインターナショナルスクール)が多く、それらと区別するため「四谷雙葉」と呼ばれる。
「お嬢様学校」の印象が強いが、実際は自由で活発な雰囲気がある。(ただし確かに雙葉小学校はかなりしつけが厳しい。中学校以降は自由になる代わりに、自主性と責任が求められる)制服は伝統のセーラー服で、生徒は誇りを持って着用している。
1学年が180名ほどの小所帯なので、アットホームな雰囲気があり、卒業後も交流は続くという。保護者同士の交流も深く、雙葉ファミリーとも言える関係を築いている。
環境
校舎は生徒自身による清掃が徹底しているため、清潔さを常に保っていて綺麗である。4つの理科実験教室、英語LL、フランス語LL!、書道、被服、音楽、美術など特別教室も完備。四谷駅から3分という立地のため、敷地は狭く、校庭も狭い。プールもない。運動会は校外で行う。
学習
幼稚園から高校までの一貫教育で、高校募集を行わない。雙葉小からの内部進学生80名とは混合クラスで、すぐ打ち解けるという。週6日制で、平日6時間・土曜日4時間の授業が行われている。人間教育重視で、大学受験を意識した指導は行っていない。
だが、授業自体はかなりハイレベルである。英数では中3から高校内容を取り入れる先取り学習を実施している。副読本や問題集を併用しながら、丁寧な学習指導が行なわれている。小テストや課題も多い。
国語は多読やスピーチなどで語彙力・表現力を高める指導が行われる。百人一首の暗誦や古文の群読、漢文の素読など古典指導も充実している。
外国語教育にも力を入れ、中1から英語はネイティブスピーカーによる英会話の授業をクラス分割で実施。英語未経験者には中1の秋まで週1回の補習を行い、進度調整している。中3からはフランス語を週1.5時間学び、高校では英語かフランス語かを第一外国語として選択する。例年15名程度がフランス語を選択するという。文系のレベルは相当高い。理科では中1から白衣を着て多くの実験・観察を行う。野外実習も行われる。
文系・理系のクラス分けは行われないが、高2からは約20、高3からは約30の選択科目を開講して、各自の進路に対応している。ただし大学受験という観点からいくと、塾通いをして各自が足らざる部分を補う必要が出てくるようである。
指名制の補習などは行っていないが、各学年とも必要に応じて昼休みや放課後に個別指導やグループ指導を行っている。教員室前の廊下には、生徒の質問に教員が答えるためのスペースが設けられている。
部活動・イベント
部活は全員参加制である。中高合同で活動する。土曜だけの「班」、平日も活動し、班と掛け持ち可能な「会」、毎日活動する「部」に分かれており、自分の都合に合わせて活動できる。
「部」はかなり体育会的で、上下関係も厳しい。外部からの指導者を呼ぶことはなく、上級生が下級生を指導する体制である。そのぶん縦の結びつきは強く、先輩が引退する際には下級生が御礼状を書き、先輩はそのすべてに返事を書くという。
運動系のクラブは屋内運動中心。文化系のクラブでは、英語演劇部やダンス同好会、管弦楽同好会などが人気がある。
春の球技大会、9月の雙葉祭、10月の運動会は盛り上がりを見せる。これが3大イベントとなる。
赤い羽根募金やクリスマス施設訪問など奉仕活動も活発に行われている。クリスマスには国内外の28カ所の施設・団体に募金をしたり衣類などを寄付したりしている。こうして雙葉特有の献身的で思いやりがある人格が形成されていく。
面接試験
受験生1人に面接担当者2人で、約3分行う。小学校生活のことや中学校生活への抱負など。
主な併願校
おすすめ併願校
深く考え、書かせる入試問題に相通ずるものがあります。
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