高さのやくそく
等高線を覚えていきましょう。等高線とは海面から同じ高さのところを結んだ線です。
東京湾の平均海面を0mとして、そこからの高さを測っています。
上からの方向から見る平面図から、横からの方向から見る断面図を作ることができます。
一番大切なのは、等高線とかたむきの関係です。
等高線の間隔がせまいとき→傾きは急
等高線の間隔が広いとき →傾きはゆるやか
AとBの比較をしてみましょう。等高線とかたむきの関係をつかんでいきます。
AとBの登山コースのどっちが安全だと思いますか?
う〜ん、わたしならAかな。Aの方が山頂まで近いし、安全な気がするよ。
残念。正解はBだよ。等高線の間隔が広ければ広いほどゆるやかだったよね。
たしかにBの方がゆるやかに高くなっていってるね。
それに比べてAは等高線の間隔がせまい。つまり傾きが急で、登るのはつらい。落ちる危険も高くなるのよ
そうか。Bはハイキングで、Aはロッククライミングみたいな感じなんだね
ノリとしてはそうだね。
これできみも地図博士!
ここでは縮尺を覚えていきましょう。「実際の距離を地図上で縮めた割合」のことを縮尺といいます。主に「2万5千分の1」か「5万分の1」の地形図を学習します。
駅から学校まで、地図上の長さは4㎝でした。地図の縮尺は2万5千分の1です。さて実際の距離は何mでしょうか?
一見簡単なんですけどね、まだ4年生の場合、けっこうミスしがちです。
まずはかけ算を使いましょう。ちゃんと式も書いてみましょう。2万5千分の1に縮められてるんだから、2万5千倍にしてあげれば、元の長さにもどります。
4㎝×25000=100000㎝
ただし、問題をよく見直そう!「何mでしょうか?」と聞いてますよ。つまりメートルに直さないといけない。
単位の直し方は100㎝=1m
100000㎝の100の単位のところに線を入れてみよう。
1000/00㎝
すると1000mが答だとわかりますね!
もし「何kmですか」と聞かれたら
単位の直し方は1000m=1km
1000mの1000の単位のところに線を入れてみよう。
1/000m
すると1kmが答だとわかりますね!
また少し高度な内容ですが
2万5千分の1では等高線は10mごと
5万分の1では等高線は20mごと
という知識も知っておくといいでしょう。
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