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小4上巻18回「高い土地のくらし」

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f:id:mejirorock:20210313015824p:plain 小4上巻18回

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今回は「高い土地のくらし」つまり高原の風土と、人々のくらしについて学習します。

 

野辺山原の開拓の歴史

今回は八ヶ岳のふもとの野辺山原が舞台です。野辺山原は、八ヶ岳の噴火でできた火山灰地(土地がやせている)の上、夏は寒冷という厳しい気候条件のため、江戸時代初期までは無人地帯でした。(当時の技術では農耕が不可能だった)

八ヶ岳の大噴火!

発展したのは昭和に入ってからです。昭和初期に小海線が開通し、高原野菜栽培のノウハウが持ち込まれ、農耕が可能になりました。

 

小海線の車両です。

JR鉄道最高地点の駅・野辺山駅です。

さらに戦後、急激な人口増(ベビーブームや、海外領土の喪失にともなう大量帰国者による)のため、食糧の増産が社会的な急務とされました。

野辺山にも開拓団が送られ、厳しい風土に四苦八苦しながらもハクサイ、ダイコンなどの増産に成功。徐々に成果を上げていきます。日本人の食生活の洋風化の流れにも乗って、高原野菜の産地として定着しました。

1960年代以降は高速道路網が整備され、輸送手段は保冷トラックと変わっていき、さらに発展していきました。

近年は、夏は避暑地、冬はスキー場と、観光地としても注目されています。

野菜のおそ作り

以前学習した「促成栽培」と対比させて覚えてみるといいです。
促成栽培(野菜の早作り)
⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨
冬〜春         夏
高知・宮崎       平地
早作り
 
 
高原野菜の高冷地農業(野菜のおそ作り)
          
⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨⇨
冬〜春         夏〜秋
平地          野辺山原・嬬恋村
            おそ作り
 

 このように促成栽培も高原野菜の高冷地農業も、やり方は同じです。とにかく「平地と取り入れの時期をずらす」ということ。

 

なんで時期をずらすか、わかりますか?

他の県では作れない夏に作れば、もうかるから?

そうだね。レタスを真夏に作るなんて普通できそうもないよね。すぐ腐っちゃいそう。

でも高原なら、夏でも涼しいから。(半袖じゃ寒いくらい) 夏でもピチピチの野菜が作れて、高い値段で売ることができるんだ。

そして保冷トラックを使えば、新鮮なまま東京などに運ぶことができるんだ

 

 

 

野辺山原では酪農も盛ん。乳牛を外国から輸入して、その糞尿を利用して肥料を作り、やせた土地を改良していきました。牛たちの恵みである「ポッポ牛乳」「高原のソフトクリーム」なども美味しく、野辺山原名物になっています。