アクセス
JR山手線巣鴨駅徒歩3分、JR山手線駒込駅徒歩7分
入試日程・募集人数
偏差値
四谷大塚結果80%偏差値
日能研結果R4偏差値
サピックス80%偏差値
大学合格実績
学校の紹介
基本情報
週6日制(土曜は4時限)・登校時刻8:20 制服あり 7クラス
沿革・校風
1922年本郷中学校として開校。高松藩当主・松平賴壽伯爵により、当時の本郷区(現在の文京区)に新たな教育機関を!ということで創立された。本郷区に良い場所が見つからず、結局現在地に開設されたのだが、開校に尽力してくれた人々の厚意を無駄にしないために、校名には「本郷」の名前が残され、現在に至る。
「文武両道・生活習慣の確立・自学自習」を教育方針とし、自主的精神によって国際社会の発展に貢献できる人材の育成を目指す。質実剛健の男子校らしい校風で、体力づくりやしつけも重視している。遅刻や欠席、身だしなみなどの生活指導にも力を入れている。スマホの持ち込みは許可されているが、校内では電源を切るよう決められている。独自の生活記録表で毎日の生活を自己管理できるようにしていく。学年の先生は6年持ち上がり。指導の熱心さには定評がある。
環境
大きく分けて6棟の校舎は派手さはないが、心が落ち着き、活動に集中出来る空間になっている。グラウンドは2008年より人工芝化。都心でありながら、サッカーやラグビーの公式戦ができる余裕の広さである。水泳金メダリストの北島康介選手の出身校だが、なぜかプールはない。水泳の授業は中2の1学期に近隣の「東京スイミングセンター」で行っている。
1号館は中学部の校舎である。屋上はナイター設備もあるテニス・バレーのコートがある。2号館は高校部の校舎と、明るく開放的な図書室がある。グループ学習や自習も出来る「ラーニングコモンズ」というスペースがある。ここは「話せる自習室」とされ、仲間と相談したり教え合いをしたりが可能。
3号館は4つの理科実験教室が完備されている。5号館は柔道場・剣道場で、それぞれ公式試合を同時に2試合できる広々としたスペースがある。6号館はカフェテリアと自習室がある。中学生は原則は弁当持参だが、カフェテリアを土曜日放課後なら利用できる。
中学での学習
アカデミック路線ではなく、はっきりと大学受験を意識したカリキュラムになっている。英数国については中2で中学の学習内容を終え、高校内容に入る「学年先行の重層教育」を行っている。中学まではボトムアップを前提に教科指導を行っていく。
英会話の授業はクラスを2分割し、外国人教師が指導する。スピーチなど話す力を培うことを重視している。中3と高1ではオンライン英会話が行われる。中学部での英検準2級取得が推奨されている。
数学は数量・図形に分けた系統別学習が行われ、特に過程を「相手に伝わるように記述する力」を培っていく。国語では中3から現代文と古典に分かれて系統別学習を行う。
中3には卒業論文が課せられ、探究型の学習姿勢を育む。また学校独自の数学検定、英単語検定(「本数検」と「本単検」)が行われ、それらは長期休暇明けに試験が行われる。英単語検定では、中学入学と同時に中学校3年分の英単語データが入ったUSBメモリーを渡され、それをもとに試験が行われる。自学自習の姿勢が強く求められるが、中学では定期考査が目標点に達していない生徒対象に、指名制の補習が課せられ、それは次の定期考査まで続けられる。カリキュラムが早く進むため、既習事項の積み残しがないかを確認するため、英数の「中学基礎学力試験」が2年次の11月と2月、3年次の6月の合計3回実施される。このように試験はけっこう多く、忙しい。
夏休みにはサマーセミナーとして「教養講習」が開かれる。これは調理や手話など、実学的な内容である。
高校での学習
高校からは特進コース(特進文科と特進理科)を設置して、難関国立大学進学にも対応していく。2021年度入試から高校募集を停止している。高1の時から「センター試験まであと○○日」などと意識付けし、大学受験を意識した独自プリントで授業が行われる。予備校の模試などは強制で受けさせられる。
夏休みにはサマーセミナーとして「教科講習」が開かれる。単元別レベル別にさまざまな講座が開設され、学年の枠を越えて受講できる。
部活動・イベント
中1は約40ある部・同好会のいずれかに加入することが義務付けられている。ラグビー部、サッカー部、科学部、漫画劇画部(卒業生である「こち亀」の秋本治が創設)などが実績がある。行事は生徒が自主運営する本郷祭、体育祭、伝統の寒稽古(柔道・剣道)、スキー教室、マラソン大会(中学7キロ、高校12キロ)など、体育系が多い。
国際教育
中3~高1の希望者対象に、夏休みカナダ語学研修(ホームステイ)を実施している。初級者・中級者にコース分けされ、初級者コースは教師の引率がつく。
コメント