アクセス
JR山手線など「渋谷」駅徒歩10分
入試日程・募集人数
偏差値
四谷大塚結果80%偏差値
日能研結果R4偏差値
サピックス80%偏差値
大学合格実績
学校の紹介
基本情報
隔週5日制(第2・4土休)・登校時刻8:20 制服あり 6クラス
沿革・校風
大正13年前身の中央女学校創立。昭和38年に渋谷女子高校に改称、平成8年に中学校開校。姉妹校の渋谷幕張の成功を受けて開校し、渋幕のカリキュラムを活用して成功した。現在は都内共学進学校としては最難関校である。
自ら調べ、考える「自調自考」の精神を基盤とする。自由な校風で校則はほぼないが、入学レベルが高いためか生徒の精神年齢も高いので、緩み切ることはないようである。ただSNSも自由なので、そこだけはトラブルが起こらないよう注視している様子。
一方で自己管理能力を養うため、ノーチャイム制を導入。校外研修なども現地集合・解散となる。都会的な雰囲気で、明るく、元気な生徒が多い。
またレポート作成などのグループ作業が多いためか、生徒同士の教え合いも多く、助け合いながら成長していける環境にある。帰国生が多いため、多様な価値観・個性を認め合う雰囲気がある。
環境
校舎は地上9階、地下1階で、都市工学の最先端技術である。照明はNASAも使用しているトゥルーライト、中1~2の机と椅子はオーストラリア製である。図書室の7階は書庫スペース、8階は閲覧室、吹き抜けの設計で明るく居心地のよい空間となっている。 ICT室は2つあり、個人利用と講義利用の両方に活用できる。
体育館は2つあるが広い校庭はないため、登戸と宿河原に専用グラウンドがある。サッカー部、野球部、 テニス部を中心に活用している。プールもない。
カフェテリアは憩いの場で、生徒によるピアノ演奏も聞こえてくる。中学生は原則として弁当持参だが、購買で弁当やパンを購入することも出来る。
中学での学習
高校募集を行わない中高完全一貫教育を行っている。シラバスに沿って6年間を2年間ずつ3ブロックに分けている。中1~2の「基礎期間」で主要5科を重視している。
特に英語は週6~7時間の授業を行い、ネイティブスピーカーによる英会話に1時間を配当している。「英語で学ぶ」ことを意識したカリキュラムで、ネイティブによるエッセイ指導もある。中2で中学内容を終了し、この時点での英検3級取得を目指している。中3からの「応用発展期間」では英語と数学が習熟度別少人数授業になる。学習に遅れ始めた生徒対象に、グループ補習、個別補習(指名制)も行われる。帰国英語はネイティブによって北米校のやり方で進められる。
国語は現代文、古典、表現の3分野に分けて行われる。表現では作文、スピーチ、プレゼン、ディベートなど多様な言語活動を試みる。
数学は中2までで中学内容を修了する。
理科は中2までは実験・観察・レポートを重視し、中3以降は演習を多く積んでいく。
また中3~高2までの希望者は放課後に、フランス語、ドイツ語、中国語などの課外講座「第二外国語講座」を受講できる。課外講座としては中1~高2までの希望者に「弦楽器講座」も行われている。これらは外部から専門講師を招いて行われる本格的なもので、部活動と両立する生徒も多い。
高校での学習
高2からの「大学合格力養成期間」では文系・理系に分かれる。高3では大幅に選択科目が増える。
文部科学省からワールドワイドラーニング校の指定を受け、高校での英語指導も先進的である。ネイティブによる会話指導はもちろん、高1からチーム・ティーチングによる英語エッセイ指導も行われる。
論文、レポートや発表など表現力を培う機会が多い。大学の卒論のような本格的な論文(自調自考論文)を高1~高2の2年間かけて執筆する。また学校がとかく視野狭窄になりがちな子供達の視野を広める工夫や仕掛けを沢山しており、様々なコンクールや大会への参加が課題になっていたり、そのための協力や後押しを最大限にしてくれる。
部活動
クラブ数は約30。全国レベルの柔道部女子、ロボット班含む理科部や模擬国連部、英語ディベート部などが実績がある。校庭がない関係で、柔道部以外は文化系クラブが主体で、特に語学系クラブは盛んである。屋外の運動部は登戸グラウンドまで通わなければならない負担がある。
9月の飛龍祭は各クラスでさまざまな体験型の出し物やパフォーマンスを行う。 毎年6月にはスポーツ・フェスティバル(体育祭)が代々木公園陸上競技場で行われる。
国際教育
希望者対象に中3でオーストラリア・ホームステイ(ほとんど全員参加する)、高1・2対象にアメリカ・イギリスでの短期研修と長期留学システム、シンガポール・ベトナム研修などが行われる。
帰国生が多いだけでなく、各国からの交換留学生や長期留学生が在校することも多く、学校には国際的な雰囲気が漂う。隣接のブリティッシュスクールとも交流している。
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