アクセス
都営浅草線「高輪台」駅徒歩1分、JR山手線「品川」駅徒歩12分
JR山手線「五反田」駅徒歩10分
入試日程・募集人員
偏差値
四谷大塚結果80%偏差値
日能研結果R4偏差値
サピックス80%偏差値
大学合格実績
特に慶應に強い。
学校の紹介
基本情報
週5日制(火木は7時限)・登校時刻8:15 制服あり 5クラス
沿革・校風
1884年に岡見清致によって創立された頌栄学校が前身。明治時代に日本人によって設立されたミッション校で現在まで続いてる学校は珍しく、西の同志社、東の頌栄くらいだという。1964年に現在の校名に改称し、現在に至る。ちなみに創立者の岡見清致は現校長・岡見清明先生の曽祖父。
校名の「頌栄」とは、神の栄光を褒め称えるという意味で、キリスト教精神を基盤とし、学力だけでなく品性や国際感覚を養い、社会に貢献できる女子教育を目指している。
キリスト教主義に基づき、土曜を休日とし、日曜は教会に出席するよう奨めている。週1回宗教の授業がある。入学式、卒業式、イースターなどの行事は全て礼拝方式で行われる。宗教色はわりあいに濃い方である。またしつけやマナーについては厳しい。ボランティア活動に、クラブ活動に、何事も積極的に取り組む熱気がある。
帰国生が2割を占めており、一般生との間で良い刺激になっている。単なる会話にとどまらず、異文化を背景にした言語能力を持つ級友(だいたい積極的で、自己主張が強い)と交わることで、一般生のモチベーションも上がっていくようである。5クラス中、3クラスは帰国生との混合クラスになる。
どちらかというと文系中心(6割)。50%以上の生徒が国公立+早慶上に入学するのが売りで、現役進学率も高い。学費が低廉であることも人気のひとつとなっている。(ただし入学金は45万円)
環境
優美な門扉、高い樫の木の垣根、庭園風の中庭をかこむ校舎と、扇形に奥に広がっていく敷地内には、都心には珍しい静かな自然が息づいている。運動場を囲む樹々は港区保護樹林に指定されていて、生徒の憩いの場となっている。
全室冷暖房完備の普通教室のほか、礼拝堂としても使われる多目的ホールの「グローリアホール」、2つの体育館、蔵書約3万冊の図書館などがある。コンピュータールームは2つあり、デジタルコミュニケーション能力を高めるための情報教育を行っている。
昼食はお弁当(ホットボックスが使える)が原則だが、パンの販売やカフェテリアのテイクアウトメニューも利用できる。カフェテリアは、高校生から利用できる。 「トマトチーズラーメン」などユニークなメニューもある。
南志賀高原にある「頌栄山荘」はスイス・マウンテンロッジ風で、冬はスキーキャンプに、夏にはクラブ合宿や「ワークキャンプ(奉仕活動)」が行われる。同様の目的に「軽井沢学荘」も活用されている。
学習について
高校募集を行わない完全中高一貫教育を実施している。主要教科は中3から高校内容に入る。
国語は中2から古典文法や文学史、数学は中3で少人数習熟度別授業が行われる。習熟度が低い生徒には、補習や追試も行われるという。
英語の授業は全学年を通じて、2分割少人数授業になる。外国人教師を交えた英会話の授業が2時間行われている。高2・3では学年を習熟度別に7クラスに分け、到達度に応じた指導を行う。英語の授業のレベルは高く、定評がある。中3で英検準2級、高1で2級が平均的という。
高1までは全員共通カリキュラムだが、高2からは文系・理系に分かれたコース別の編成になる。高3からは理系は農・看護系と医・理工系に細分化される。高3では主要科目を中心とした受験講習がある。
部活動・イベント
35ある部はほとんど中高合同で活動している。95%以上の生徒が参加している。弓道部やハンドボール部、ソフトテニス部、ダンス部、模擬国連部などが実績を残している。ミッション校らしく聖書研究部や聖歌隊なども。ハンドベルクワイヤは世界大会に出場。
5月には山荘で1年生対象の「オリエンテーションキャンプ」が行われ、ここで生徒同士も仲良しになる。6月は「花の日礼拝」が行われる。日頃お世話になっている人に、感謝の花とカードを贈るイベントである。9月には「コ・ラーナーズ・ディ(研究発表会)」、10月には「頌栄フィールド・ディ(体育祭)」が行われる。高2の修学旅行は北海道へ。
国際教育
中3夏休みにカナダ・アボッツフォードで英語研修が行われる。1家庭に生徒2人のホームステイを行う。高1・2の夏休みに希望者対象で、英国ウィンチェスターでの海外語学研修がある。「ウィンチェスター頌栄カレッジ」でクイーンズイングリッシュを学んだり、ウィンチェスター大学寮で英国の歴史や文化に触れる。
入試について
四科均等配点で各40分。女子学院とは同タイプで、併願しやすい。プロテスタント校であるが、サンデーショックの年も試験日の移動はしない。
面接
頌栄という学校の理解の確認、ご家庭の教育方針の確認など。参考程度だが、説明会などは1度は参加しておくと答えやすくなるはず。
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