筑波大附属中学校のすべて【最新偏差値、倍率、合格実績、併願作戦】

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アクセス

地下鉄有楽町線「護国寺」駅徒歩8分、地下鉄丸ノ内線「茗荷谷」駅徒歩10分

入試日程・募集人数

偏差値

四谷大塚結果80%偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果80%偏差値

日能研結果R4偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果R4偏差値

サピックス80%偏差値

【参考資料】2024年度用,2023年度用,2022年度用受験ガイド

大学合格実績

学校の紹介

基本情報

週5日制(土は隔週4時限授業)・登校時刻8:10 制服あり(高校は私服) 

沿革・校風

1888年、昌平黌跡に創設された高等師範学校に端を発し、様々な合併や校名変更を経る。1978年東京教育大学の廃止に伴い、筑波大学に移管され、東京教育大学附属中学校から現校名に変更された。伝統の中に自由な校風が育まれ、生徒の自主性が尊重される。校則は常識的なレベルだが、公立に比べたら自由な方か。

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附属小からの大量の内部進学者(約120名)との混合クラスになるので、打ち解けるまで少し時間がかかる様子。附属高校へは全員が進学できるわけではないので、学芸大ほどシビアではないが気は抜けないことは確かである。

(画像はイメージです)

授業は前期・後期の2期制を導入している。カリキュラム上は各教科とも検定教科書を採用し、先取り学習もしない。が、実際の授業は教科書通りには進まず、レベルの高い教師陣によるオリジナルプリントで、深く探究する授業が展開されている。いわゆるアクティブ・ラーニングの形式で、生徒の意見や発想を引き出しながら、本質に近づいていくスタイルである。このような国立校の授業は今までは「受験には役に立たない」と思われてきたが、今後の大学入試改革後はこの国立スタイルの方が有利に働くのではないか、と学校側も考えているようだ。レポート提出は極めて重視されるので、家庭学習はかなり大変。親の手助けが必要な子も。

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筑附の伝統は「生徒自治」。委員会や係がたくさんあり、中2生は7割、中1生は半分くらいが何らかの役割を受け持つ。それに加えて学級週番や全校週番という役割もあり、持ち回りなのでどの生徒も必ず1回は全校のリーダーになる機会がまわってくる。こういった活動の中で、生徒たちが主体的に考える力が培われる。

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2022年より高等部に、悠仁親王殿下がご入学された。

環境

護国寺駅からの「音羽の坂」と呼ばれる坂道が通学路である。国立のため施設は全体に古くさいが、都心にしては広々とした運動環境を持っている。中高共用だが、プールや体育館も広々としている。中学図書館は蔵書1万冊以上で、図書委員会による企画掲示など充実している。給食はないので、お弁当を持参する。携帯電話の持ち込みは許可制である。

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中学での学習

数学は検定教科書を元にするが、その通りには進行せず、掘り下げる授業を行なっている。生徒自身による探究、発表、議論によって理解を深めていくスタイル。

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国語では4技能を重視して、スピーチや読書、作文、書写などさまざまな学習を取り入れている。古典学習として百人一首を取り入れ、毎年1月にはカルタ大会を開催している。

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英語では80年前以上から「聞く・話す」ことを重視して、授業は英語を使って行うことを原則としており、生徒も積極的に英語を使って活動している。週1時間の外国人講師とのチームティーチングを各学年で半年実施している。また放課後と昼休み、少人数でALT(Assistant Language Teacher)の先生と自由に英語で話すことのできる部屋(English Room)を設置している。

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理科社会は本物主義で、実物に触れながら生きた知識を身につけていく。理科は1、2分野並行して履修し、実験や観察を頻繁に行う。社会は農業体験なども取り入れる。

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総合学習として、中1にレポートの書き方やインタビューなど、情報処理の仕方を学ぶ「情報リテラシー学習」がある。中2・3では約10講座からそれぞれテーマを選択して、研究成果を発表する。

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附属高校への内部進学は、内部進学試験(例年1月中旬)と内申書の審査により、男女それぞれ約8割が進学する。学力の高い中入組が外に出されるケースは少ないが、危ない場合は中3の早い段階で警告されるようである。補習などは特にないが、定期試験後に個別相談期間がある。

高校での学習

高校では高入生(約80名)と混合クラス編成になる。中学校と高校がそれぞれ独立していて、カリキュラムなどの一貫性はまったくなく、先生も高校へは持ち上がらない。文系・理系のコース分けは行わない。高3では最大週14時間の選択科目が可能で、数学Ⅲ、数学C、古文、世界史B、物理Ⅱなどが履修出来る。高2からは第二外国語として、独仏中国語を週2時間選択することが出来る。国立校の常で先取り授業はないので、多くの生徒が大学受験に向けて塾通いをしている。

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部活動・イベント

約30の運動部・文化部(研究会という)にほぼ全員が参加して活動している。活動するのは週3日。バレー、バスケ、サッカーなどの運動部が活発だが、正直それほど強い部はない。楽しく活動が行われているようである。行事は生徒会である桐陰会中心に実施されている。スポーツ大会、文化祭などは例年大いに盛り上がりを見せる。

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筑附は修学旅行発祥の学校と言われ、中3の5月に3泊4日で実施する。文学、芸術、勤労体験など5つのコースから選択し、事前と事後学習もみっちり行う。

国際教育

シンガポールのホワチョン校との交換留学を実施しており、例年3月下旬から4月初旬に10日間程度の日程で実施している。附属高校の生徒数人とともに、中学生2~3名程度が参加。授業はすべて英語で行われる。また春期休業中10日間程度アメリカ東海岸にホームステイし、現地の学校の授業に参加する短期留学も行われる。ここ数年は、ペンシルバニア州にあるFaith Christian Academyに留学しており、2、3年生の希望者30名弱が参加している。

主な併願校

入試結果

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