筑波大附属駒場中学校のすべて【最新偏差値、倍率、合格実績、併願作戦】

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アクセス

京王井の頭線「駒場東大前」駅徒歩10分、東急田園都市線「池尻大橋」駅徒歩15分

入試日程・募集人数

偏差値

四谷大塚結果80%偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果80%偏差値

日能研結果R4偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果R4偏差値

サピックス80%偏差値

【参考資料】2024年度用,2023年度用,2022年度用受験ガイド

大学合格実績

学校の紹介

基本情報

週5日制(隔週で土曜あり・4時限)・登校時刻8:20 私服 3クラス(高校は4クラス)

沿革・校風

1947年に、旧制東京農業教育専門学校の附属中学校として設立された。その後、1952年に東京教育大学附属駒場中学校・高等学校(通称は「教駒」)と改称した。1978年に東京教育大学の廃止により、筑波大学に移管され、現校名に改称された。

(画像はイメージです)

トップリーダーを育てる教育の実践的実験校」として位置づけられている。「駒場の自由」「六年間の自由空間」といった言葉で語られ、学校生活のあらゆる面で生徒の自主性が重んじられる。制服はなく、週5日制。土曜日は月2回程度、総合学習などが実施される。

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全国トップレベルの優秀生の集まりだが、お互いを認め合い、尊敬し合う関係性がある。生徒が斬新な解法を発表したり、教員がすばらしい講義をしたりしたときなど、拍手や歓声が起こるという。

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現在は、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール (SSH) の指定を受けている。学芸大などと違い、全員が併設の高校に内部進学するため、どの先生も中高を担当する。生徒たちをしっかり観察して、長い目で成長を促す指導が行われる。

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全国でもトップレベルの生徒の知的好奇心を満足させるだけの、専門性の高い授業が展開されている。大学受験予備校型の授業ではないが、東京大学への高い合格率を誇る男子最難関進学校として知られる。戦後に公立高校の学区制度が実施されてから徐々に進学実績を伸ばし、学校群制度が導入された1960年代以降は、卒業生の半数程度が東京大学に進学している。

環境

すぐ傍に駒場東邦、都立駒場高、東京大学教養学部があり、いわゆる文教地区に校舎を持つ。私立のように新しい設備はなく、校舎もやや古くさいが、緑豊かでゆったりとした環境である。グラウンドも広く、屋外プール、多目的コートなど運動環境は充実している。図書館は蔵書2万冊で中規模というレベルだが、展示が工夫されていたりして使いやすい居心地の良い空間になっている。

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中学での学習

1クラス40名の3クラスで、クラス替えは毎年行われる。
「解法のテクニック」のような講義で満足する生徒は少ないため、生徒の自由な発想を引き出し、丁寧に拾っていくスタイルを取る先生が多い。どの教科もプリントやビデオなどの自主教材を活用しながら、「知」や「学問」の面白さを伝えていく本格的な指導が行われる。マニアックであればあるほど、喜ばれる。専門性の高くない授業は、すぐに生徒に見透かされるという。

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英語は中学で週4時間と決して多くない授業時間の中で、様々な工夫がなされている。全学年でLL教室と、外国人講師とのチームティーチングがそれぞれ週1時間実施される。卒業生の発音の良さは定評があるという。

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数学は先取りなどは行わず、進度だけ見れば普通の学校と同じだが、深さが違う。「算数的な感覚」を大切にし、「どうしてそうなるか」という発想を突き詰め、引き出していく。定期テストには解答欄がなく、空欄に自由記述するスタイルだという。難しい問題に取り組む楽しさを覚えた生徒は、数学オリンピックなどにチャレンジしていくようになる。

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国語では読書ノート・レポートの作成や発表の機会が多く設けられる。古典の指導は原書を扱い本格的。

理科では実験・観察や校外学習など体験的学習が重視される。筑駒は約6割が理系のため、中学から物理・科学・地学・生物と専門に分かれ、実験と観察を繰り返していく。

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フィールドワークを重視する校風があり、中1生が1年間、米づくりを経験する水田学習(稲作実習)も実施している。この水田は、同校で「ケルネル田圃」と呼ばれている。稲刈りなど一部だけを体験するのではなく、除草などのメンテナンスを含めた全工程を責任もって担当することで、食糧の大切さについて学ぶ。先輩が苦労してつくったお米は、1学年下の新中1生の入学式でお赤飯として振舞われるのが伝統行事になっている。

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中2は東京、中3は東北、高2では関西の「地域研究」を行っている。話を聞く方へのアポ取りから、300〜500ページに及ぶ報告書の編集まですべて生徒主体。7〜8名程度の班に分かれてテーマや調査内容も自由に設定できる。社会の授業は地域研究と絡めた内容も扱っていく。

高校での学習

高等部には全員が内部進学できる。高入生(40名)とは混合クラスになり、10名ずつ4クラスに振り分けられる。高3では週21時間までの科目選択制が設けられる。授業は特に大学受験を意識したものではなく、プリントや原書を使用し、考察研究を中心にしたレベルの高い授業を展開している。

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大学受験に向けた勉強は、塾や問題集などを活用して各自で行っているようである。それでも東大現役合格率が50%を超える。

部活動・イベント

部活動・同好会は約30あり、入部は任意である。全国レベルの囲碁部(駒場棋院)、硬式テニス、卓球などが実績を上げている。

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「修学旅行」という名目の行事はないが、中1~高2の各学年で「校外学習」という名目で学校外での学習活動を行っている。その内、中1、中3、高1、高2は宿泊を伴う活動になる。

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筑駒3大イベントは「音楽祭」「体育祭」「文化祭」。音楽祭は毎年6月、各クラスで課題曲と自由曲を披露する行事で、昭和女子大の人見記念講堂で行われる。審査員はプロが行う本格的なもの。文化祭は3日間にわたって開催される筑駒最大のイベントである。文化祭実行委員の生徒が中心となって全ての進行を管理し、文化祭を支える。受験前の高3生も全力で取り組む。9月10月は文化祭の準備に全力投球するのが伝統で、かえって受験の結果も良くなるとか。

主な併願校

入試結果

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