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さまざまな穀物
穀物とは稲・麦・とうもろこし・豆など、人間がその種や実を食べる植物のことです。

米・麦・とうもろこし・大豆が世界の四大穀物なんだよ。
これらの穀物は常温保存が可能で、その多くは主食となります。



穀物はまさに「食の命綱」みたいなものなのね。



なのに日本の穀物自給率がとても低いのは問題だね。



どのくらいなの?



カロリーベースで大体28%くらいかな?



低っ!主食がそれじゃあ心配ね。



まあ、米は余ってるんだけどね。



米だけじゃ困るしね。



今回は米以外の食べ物の、小麦や大豆、いも類について勉強していくよ。
小麦
冷涼・少雨の気候に向いており、北海道などで栽培されています。


小麦はとても「自給率」が低い(10〜15%程度しかない)ということを覚えておきましょう。つまり多くを外国から輸入しているということ。主にアメリカなどから輸入しています。





外国の小麦の方が値段が安いのよね。



広い農場で機械を使って、少人数で作っているからね。








大豆
大豆も涼しい気候に向いており、北海道などで生産されています。タンパク質が豊富なことから「畑の肉」とも呼ばれます。


大豆は大変「自給率」が低い(5〜10%程度しかない)ということを覚えておきましょう。つまり多くを外国から輸入しているということ。食用油のほか、豆腐、味噌、しょうゆなど和食の素材になることも多いのですが、自給率はとても低い状況なのです。














枝豆は豆類でなく、野菜に分類されます。




大豆の種を発芽させたものです。


とうもろこし
主に家畜のエサにします。ほとんどをアメリカから輸入しています。


いも類
いも類は、もともとアメリカ大陸原産で、日本に入ってきてからまだ歴史が浅い作物です。しかし荒地に強く、少しぐらい気候が悪くてもガンガン育ってくれる頼もしい作物です。
じゃがいも


じゃがいもは生産量1位の北海道、そして3位の長崎県が重要です。(2位は鹿児島県)むかし長崎港は、重要な貿易の港でした。芋類はアメリカ大陸から、当時日本が貿易をしていたオランダ経由で日本に入ってきました。つまり長崎県はじゃがいもの入り口の県だったんですね。


さつまいも
さつまいもはどこが産地か名前からわかりますね。薩摩国って鹿児島県でしたよね。




いろいろな工芸作物
工芸作物とは?



工芸作物は、工場で加工することによって初めて利用できるようになる作物のことです。



例えばどんなものがあるの?



茶とかサトウキビとか
工芸作物は産地が狭い地域に限られ、特定の都道府県に生産が集中しています。
食品に加工される工芸作物




同じ砂糖に加工される作物でも、てんさいは北海道、さとうきびは沖縄、鹿児島と栽培地域が異なります。






茶は暖かく、水はけのよい土地で作られます。


1位と2位は肉迫しています。ベスト3には入りませんが、京都の宇治茶や埼玉県の狭山茶も高級茶として有名です。




こんにゃくいもは群馬県の特産物(全国の9割以上)です。下仁田町が産地として有名です。収穫までは3年の時間がかかります。


そのほかの工芸作物
いぐさからはたたみ表やゴザを作ることができます。全国の9割が熊本県で作られます。中心は八代市です。




綿や麻などで作られています。
こうぞやみつまたという木の皮からは、和紙が作られます。


土佐和紙や越前和紙など、伝統工芸品として作り続けられているものもあります。


紅花は布を赤く染めたり、口紅や食用油に使われたりします。山形県の最上川流域で栽培がさかんです。






漆(うるし)の木の樹液をお盆やおわんに塗って、漆器(しっき)として仕上げます。




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