アクセス
京王井の頭線井の頭公園駅徒歩12分
入試日程・募集人数
偏差値
四谷大塚結果80%偏差値
日能研結果R4偏差値
サピックス80%偏差値
進路
例年、卒業生の約85%は併設大学に推薦で入学する。高校3年間の総合成績(概ね6割)をはじめ、英語資格試験(英検2級など)および国語基礎的確認テスト(平易なもの)で法政大学が定める基準を満たすことが条件となる。また条件を満たせば、法政大学の推薦権を保留したままの他大学受験が認められている。
法政大学への推薦
希望学部に行けるかは成績次第。成績が足りないと変更を促されるという。市ヶ谷キャンパスの学部が人気を集めているそうである。
学校の紹介
基本情報
週6日制(土曜は4時限)・登校時刻8:30 制服あり 4クラス 高校では6クラス
沿革・校風
1936年、法政中学として市ヶ谷に開校。戦災に合い、吉祥寺東町に移転、新制法政一中となる。2007年に三鷹市牟礼に移転・共学化し、校名も現在のものに改称。
法政大学の建学の精神「自由と進歩」のもと、自立型人材を育てることを目標とする。
行事も生徒主体で運営されている。大学受験がないため、文系・理系の枠にとらわれない幅広い教養と、英語力向上、論文作成などに力を注げる。部活動や行事も活発に行われている。校風は明るく活発で、先輩後輩問わず生徒の仲がいいフレンドリーな雰囲気の学校である。先生もおおらかで親しみやすい。悪く言えば緩く放任。
環境
井の頭公園を中心とした武蔵野の森に隣接し、付属校らしいのびのびとした環境のもと、生徒たちは学習や課外活動にいそしんでいる。
体育施設には、体育館とグラウンドがあり、体育館には地下1階から4階の屋上まで、メインアリーナ、サブアリーナ、プール、剣道場、トレーニングルーム、ランニングコース、多目的グラウンドなどがある。人工芝のグラウンドは整備されて綺麗である。このほか、弓道場やゴルフ練習場もある。
図書館は自然光を採光し、明るく開放的である。約5万冊の蔵書があるほか、大学からも取り寄せることができる。マルチメディア教室は情報や英語、選択授業で使用される。
購買は全面ガラス張りの開放的スペースで昼食を楽しむことができる。さらに式典や行事などを開催する講堂(オレンジホール)、和室、カウンセリングルームなど、さまざまな施設がある。施設は全般的に綺麗に整備されている。
中学での学習
中学では英数国の基礎学力を養成する。また学習習慣を身に付けさせるカリキュラムを設けている。
英語は「使える英語」の習得に努める。英文読解はもとより、ネイティブ教員による英会話やプレゼンテーションなど、英語コミュニケーション能力の向上を日常の授業から目指している。中3ではTOEIC Bridgeにも挑戦していく。
国語は「読解」と「表現」の時間を設定し、書く力の基礎を養う。数学は複数教員によるきめ細かい指導を行い、演習で実践力を養っていく。
英数は習熟度別授業や少人数分割授業を行っている。また中1・中2の学力不振者には英数補習(火木の7時限め)を実施している。「学習支援室」という質問教室も設置している。
高校での学習
90名の高入生とは、完全混合クラスになる。高入生の学力レベルは高いため、のんびりしていた中入組にとってよい刺激(特に英語)になるようである。高校では文系・理系のコース分けをせず、すべての生徒が主要5教科を学習することにより、幅広い視野と豊かな教養を身につけることを目指している。
また、高2・高3では「選択授業」が設定される。将来の自分の進路に合わせて、自然科学や人文・社会科学、語学など様々な領域から選択して学習する(高2で週4時間、高3で週8時間)。文系と理系の両方の領域から授業を選択することも可能である。選択授業のなかには、マスコミやビジネス、法学や簿記など、大学で学ぶ教養の入門的な内容を学習できるものや、ゼミのような文献の輪読・発表などをするものもある。中には選択枠をすべて体育で受講する強者もいるとか・・。
部活動・イベント
体育系、文化系各クラブが活動している。チアリーディング、野球、バスケ、水泳、サッカー、ブラスバンドなどが盛んである。
9月の鈴掛祭(文化祭)は中高合同で生徒主体で行われ、最も「法政らしさ」があらわれるイベントである。中学では陸上競技会、高校ではスポーツ大会も行われ、盛り上がりを見せる。高2の修学旅行は①シンガポール、マレーシアか②沖縄かを選択する。
国際教育
カナダへの語学研修(高校・希望者)を実施している。2022年度から中学3年生の希望者を対象に、カナダで2週間の海外語学研修も始まる。また高2・高3の成績優秀者はドイツへ約2週間の短期留学ができる「認定海外留学奨学金制度」がある。
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