桜蔭中学校のすべて【最新偏差値、倍率、合格実績、併願作戦】

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目次

アクセス

JR中央線・地下鉄三田線「水道橋」駅徒歩2~5分 地下鉄丸ノ内線「本郷三丁目」駅徒歩8分

入試日程・募集人数

偏差値

四谷大塚結果80%偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果80%偏差値

日能研結果R4偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果R4偏差値

サピックス80%偏差値

【参考資料】2024年度用,2023年度用,2022年度用受験ガイド

大学合格実績

2022年度入試において、全国最難関・東京大学理Ⅲの合格者13名(うち現役12名)を出し、女子校としては初の全国トップを記録した。

学校の紹介

基本情報

週6日制(土曜は4時限)・登校時刻8:20(週1回8:05) 制服あり 5クラス

沿革・校風

1924年、関東大震災後に女子高等師範学校(現・お茶の水女子大)の同窓会である桜蔭会によって創立された桜蔭女学校が発展。「勤勉・温雅・聡明であれ」「責任を重んじ礼儀を厚くし、良き社会人であれ」を校訓に、知性と人格を兼ね備えた女性の育成に取り組んでいる。

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東大に一番近い女子校」と言われ、男子トップ校に引けを取らない大学合格実績を誇る。特に理系、とりわけ医学部の進学実績は驚異的

(画像はイメージです)

基本的に自主性尊重だが、頭髪服装は適宜検査が行われる。ハイレベルな大人の集団なので、いじめなどの無駄な行為はほぼ行われず、お互いの世界を尊重する気風がある。個性的で趣味が多彩な子達が多い

(画像はイメージです)

大正以来の伝統を重んじたデザイン(ベルトあり)で生徒からも「古めかしい」と評判の悪い制服や、パンパンの鞄も、卒業する頃には愛着に変わるという。

環境

急勾配の忠弥坂(通称・桜蔭坂)を上がって正門にたどり着くと、さらに30段余りの大階段がそびえる。それを上り詰めると広々とした中庭を囲むように校舎群が姿を見せる。桜蔭の名にふさわしく、構内はたくさんの桜に包まれ春には壮観。文京区の「景観創造賞」にも選ばれている。

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忠弥坂下からのぞむ桜蔭中

伝統とモダンが混在する環境で、2003年竣工の西館は地上6階、地下2階で明るく開放的。一方、黒板や靴箱など昭和的なものでも生徒にとって良いものと判断されれば、何度でも修繕して大切に使い続ける

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東館は1995年に増築された特別教室棟があり、特別教室(美術室、調理室、物理室、化学室、音楽室など)はすべて2室ずつ用意されている。屋上には天体観測ドームもある。

(画像はイメージです)

2023年冬には地下1階、地上5階の新東館が完成予定である。地下には温水プール、最上階には体育館を備え、1学年5クラスが一列に並ぶ普通教室のフロアに加え、理科教室のフロアもできる予定である。

(画像はイメージです)

広い校庭がないため、ひばりヶ丘グラウンドで体育祭や体育授業の一部を行う。運動量の確保のため、水泳指導に力を入れており、温水プール(1970年完成)が完備されている。その他体育館が2つある。

(画像はイメージです)

校内には卒業生、保護者からの寄贈品が多いが、桜蔭生の銅像(愛称「すこやかさん」)もその一つ。新入生は「すこやかさん」を見て正しいベルトの結び方を覚える。

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「すこやかさん」

中学での学習

高校募集を行わない完全中高一貫校である。授業時間数はそれほど多くないが進度は速く、十分な予習・復習を必要とする。どの授業も書かせ、考えさせる授業を行っている

(画像はイメージです)

英語はNHKの「基礎英語」を毎日聴くことが義務付けられている。中1時は教員と外国人による分割授業が行われ、中3では外国人による少人数の英会話と、LLの授業を実施している。国語は中2から古典文法の学習が始まり、中3の終わりまでに終了する。

(画像はイメージです)

数学は中高一貫用のテキストを使い、中3から高校内容を取り入れる先取り学習を実施している。理科も授業内容が深く、高校内容の先取りも行う。理数教育はハイレベルで、桜蔭の授業についていくための塾通いも行われるという。

(画像はイメージです)

勉強ばかりしているイメージがあるが、桜蔭では「すべてが主要教科」と考えられており、いわゆる「受験科目」以外も力を入れている。家庭科ではパジャマを裁縫し、修学旅行で持参・着用が義務付けられる。調理実習も行われる。

(画像はイメージです)

体育は(桜蔭本校には広い校庭がないため)プールの授業を体づくりの機会として重視していて、5月から11月まで毎週プールの授業が行われている。桜蔭は創立2年目から臨海学校を行なってきたほど、水泳教育に重きを置いている。中2時には外部コーチまで招き、5日間の特別指導を行うという。全く泳げなかった生徒も卒業時にはバタフライまでできるようになる。

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建学の精神「礼と学び」に基づき、全学年で礼法の授業を行う。立礼における基本姿勢と動作、座礼のおける物の扱い、茶室における心得など。中1 の修身・礼法の授業は隔週で校長自ら指導する。これは香淳皇后の教育係を務めた初代校長・後閑キクノ以来の伝統だという。

(画像はイメージです)

また中3時に行われる「自由研究」は桜蔭の学びの象徴とされる。4月から自分で研究テーマを決め、原稿用紙30~40枚の分量を夏休み明けに提出する。毎年充実した研究作品が多く、校内で全作品の展示と発表会が行われる。卒業式では代表者による発表が行われる。

(画像はイメージです)

学習フォローとしては毎週土曜に「放課後学習ルーム」が開かれる。ここでは卒業生チューターによる質問対応、学習相談などを受けることができる。

高校での学習

高校では文系・理系のコース分けは行わない。が、高2から選択科目制(高2で5~6時間、高3で13~19時間)を実施して、大学受験に対応している。また英数の一部はファースト・ミドルの2クラス少人数クラスに分けられる。

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高校では幅の広い実学教育を行い、高2では独自のジェンダー教育を行なっている。新聞や雑誌の記事や統計資料を元に考えさせ、女性の生き方を総合的に学んでいくという。

(画像はイメージです)

桜蔭生の進路は「文系・理系」というより、「文系・理系・医系」に3分割できるという。東大理Ⅲへの傑出した合格実績をみるとうなずけるものがある。65%以上の生徒が理系・医系を選択している。近年、海外大学への進学者も増えている。高校生になると塾通いも増えるが、水道橋という立地のため塾選びも選択肢が多く便利

部活動・イベント

部活動はサークル的な「Ⅰ」、体育会系で上下関係も厳しい「Ⅱ」に分かれる。校庭がないため、屋内運動部(バレー、バスケ、卓球、水泳など)や文化部が中心。変わったところではシンクロナイズドスイミングのような「リズム水泳部」がある。文化部ではサイエンス系クラブが活発である。

(画像はイメージです)

5月の体育大会では、中1から高3まで縦割りにしたチームにわかれ、クラス対抗で競技する。 秋の文化祭では、各クラブ・同好会・有志の研究成果を 2日間にわたって発表する。理系クラブによる展示が並ぶ「サイエンス・ストリート」は毎年大盛況であるという。

主な併願校

 入試結果

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