立教女学院中学校のすべて【最新偏差値、倍率、合格実績、併願作戦】

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目次

アクセス

京王井の頭線「三鷹台」駅徒歩1分

 入試日程・募集人数

偏差値

四谷大塚結果80%偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果80%偏差値

日能研結果R4偏差値

【参考資料】2023,2022,2021結果R4偏差値

サピックス80%偏差値

【参考資料】2024年度用,2023年度用,2022年度用受験ガイド

他大学合格実績と内部進学

立教大学への推薦

立教大学の系属校である。(新座や池袋は大学と同法人の直属校)立大への内部進学は例年5割前後といったところである。立大の受け入れ総数は121名だったが、2021年卒業生から151名に拡大された。さらに2024年卒業生からは195名に拡大される予定である。一定の要件(卒論の認定、英検2級など)を満たせば内部進学できる。

他大学合格実績

学校の紹介 

基本情報

週5日制・登校時刻8:00・制服なし・中学5クラス・高校4クラス

沿革・校風

米国聖公会(プロテスタント)宣教師ウィリアムスによって、1877年立教女学校として文京区湯島に創立。その2年後に移転した築地校舎が、1923年の関東大震災で焼失したため、翌年に杉並区久我山に移転し、今日に至る

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聖マリア礼拝堂


教育方針は「知的で品格のある凜とした女性」を目指すこと。キリスト教精神に基づき、真に自由な精神と国際的感覚を身につけることを目指す。英語名の「セント・マーガレット」は、11世紀のスコットランド王妃にして聖女として知られる聖マーガレットにちなんでいる。

聖マーガレット
Kjetil Bjørnsrud New york, CC BY-SA 3.0 , ウィキメディア・コモンズ経由で

毎朝授業前20分の礼拝、週1時間の聖書の授業がある。クリスマス礼拝、イースター礼拝と宗教行事も大切にしている。

聖マーガレット礼拝堂

宣教師・ミス・ヘイウッドの指導により、1927年に生徒会が発足している。これは女子校の自治活動としては最も古いものであるそうだ。今も生徒会活動は盛んで、学校前の立番や、生徒会による学校説明会などが行われている。
生徒の自主性を尊重した校風で、制服も無く(ただしスカートは着用)、のびのびとした自由な雰囲気である。みんなポロシャツにスカートという組み合わせが多いようです。 

ヘイウッドライブラリー
現在では高3生が図書館として利用している。

「平和憲章」を掲げ、「暴力と飢えと恐怖からの解放」を目指し、平和教育に力を入れている。中3では平戸・長崎に、高2では沖縄に修学旅行に行き、平和の尊さを学ぶ。

環境

1000本以上の樹木が植えられ、緑被率50%を超える緑豊かなキャンパスと、美しい校舎が人気である。

緑豊かなキャンパス

「聖マーガレット礼拝堂」は北米オーク材が使われ、繊細な彫刻が施され、杉並区指定文化財になっている。学校には大小4台のパイプオルガンがあるが、最大にして最新のオルガンは礼拝堂にある。礼拝堂では卒業式も行われ、中学生は緑色、高校生は紺色のガウンを着用する。

聖マーガレット礼拝堂のパイプオルガン

「高校校舎」は1930年に建立された歴史ある建物である。建物は2階建てで、天井は高く、廊下の幅は広い。窓は鎖で開閉する。設計はアメリカ人建築家のバーガミニによるロマネスク様式。当時の最新技術を投入して建てられた校舎は、80年以上経った今もクラシカルな魅力と堅牢さを誇る。

高校校舎

「中学校舎」は2001年に建立された。セントラルコートに面した明るい作りになっている。「中高図書館」は蔵書75000冊あまり。

図書館のようす。
図書館のようす。

新設された「総合体育館2014」は、大小アリーナだけでなく、多目的フロアや室内プール、特別音楽教室を備えた体育・文化の総合施設である。

アリーナのようす。

コロナ期間には施設の整備が行われた。Wi-Fiの整備、旧短大図書館を改築したラーニング・センター、三方向にモニターを設置したマルチメディア・ルームなどが完成した。生徒ホールはカフェテリアとして生徒の憩いの場になっている。一番人気はラーメン。種類豊富な焼きたてパンやアイスクリームも販売している。

生徒ホール

講堂の脇には通称「ユーミン部屋」と呼ばれる小さなピアノ練習室があり、卒業生の松任谷由実氏は在学中「ベルベットイースター」や「雨の街を」などの名曲をここで練り上げた。

軽井沢の千ヶ滝地区に広大なキャンプ場があり、夏休みを中心に様々な活動に幅広く利用されている。

中学での学習

高校募集のない完全中高一貫教育校である。2期制、授業週5日制を採用するとともに、専科の教師が中高両方の授業を担当し、6年間を見据えた指導をしている。

中学部校舎

国語、数学、理科、英語は中学3年で高校の先取り授業を行う。英語教育には特に力を入れており、中学では2段階、高校では3段階の学習習熟度別クラス編成を行い、ホームルーム・クラスよりも少人数での授業を展開している。

中学部校舎

高校での学習

高1次は全員同じ科目を共通に学習する。2006年度以降、高2・高3でコース制を導入し、立大への推薦希望者も含めさまざまな進路をめざす生徒の学力向上を配慮する体制を整えている。

  •  [理系コース]理系進学希望 立大理学部推薦希望者を含むが、ほとんどは他大受験  
  • [文Iコース]他大学の文系進学希望
  • [文Ⅱコース]立大推薦希望者・芸術系大学等進学希望者等。
高校部校舎

総合学習

年間10回程度「土曜集会」が行われ、様々な講師陣を招き、現代社会の課題と向き合うプログラムが組まれている。世界の宗教を学ぶプログラムも設けており、中2では代々木上原のイスラム教モスクにヒジャブをかぶって見学する。中3では座禅体験も。

高校部廊下

また自学自習能力を養うため、週1時間『ARE学習』を行っている。ARE学習とは、自らテーマを求め(Ask)、調べ(Research)、言語化して発表する(Express)学習のこと。中学段階では調べ学習(中3では「平和・人権」について)、高校では卒論を作成する。卒論は全員必修ではないが、大学への推薦希望の生徒は必修選択となる。 

部活動・学校祭

約20の部があり、ダンス、バスケットボール、ハンドボール、剣道、茶道、手芸料理、舞台演劇、器楽部などが活躍している。行事では生徒自身が運営するマーガレット祭(文化祭)と体育祭が二大イベントである。 

高校部廊下

国際教育

高1・高2の希望者を対象に、フィリピン、ニュージーランド、アメリカへの派遣プログラムを実施している。単なる語学研修ではなく、受け入れ校の通常授業に参加しホームステイを経験する。特にフィリピン校での研修は、経済格差を知る社会学習も兼ねる。短期派遣は夏休み中の2週間、長期派遣は8月から翌6月までの約10ヶ月にも及ぶ。

入試について

2/1が日曜にあたる年は、プロテスタント校の通例として入試日を2/2に移行して実施する(サンデー・ショック)。面接は1月末の土曜日に事前実施される。保護者同伴10分程度で、合否には関係ない。宗教教育への確認が主目的だという。

 主な併願校 

おすすめ併願校

立教繋がりなら2日の午後は香蘭。香蘭は立大への100名近い推薦枠を持っており、学部さえ選ばなければエスカレーター的に進学できます。もし立女が成績的にキツいなら1日に香蘭を持ってくる手もあります。

入試結果 

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