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小5下巻3回「奈良時代」

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f:id:mejirorock:20210313015824p:plain 小5下巻3回

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今回は奈良時代。律令国家の成立を学びます。

 

奈良時代の政治改革

白村江の戦い以降、日本は大陸国家と一線を画し、「独立国家」としての制度を整備し始めます。「日本」の国号や「天皇」の名称の誕生も、中華秩序からの脱却の意味合いがあると思われます。

モデルとしたのは、やはり当時の世界最先進国の唐の律令国家体制でした。遣唐使の留学生らから吸収した知識を活用して、国家づくりが進んでいきます。

 

701年、唐の法制度を参考に「大宝律令」が制定されます。「律」は刑法、「令」は主に行政法を指します。(年代暗記:「大宝律令ナンバーワンと覚えます)

 

また唐の都「長安」を範として、「平城京」を建設します。710年のことでした。

(年代暗記:ナンと大きな平城京」と覚えます)

⇧平城京の形をよく覚えておこう。張り出した「外京」が特徴です。

なおこの「外京」の部分に、現在の近鉄奈良駅、奈良公園、東大寺、春日大社など主要な観光地が存在しています。

 

平城京の中心「平城宮」。天皇の住まいで、2010年に再建された。(平城京1300周年を祝して再建)

 

律令時代の主要な税を覚えます。「租庸調」とまとめて言います。

・・稲の収穫量の3%を、地方の役所に納めます。男女ともに負担します。

→漢字を「祖」など間違わないように。稲だから「のぎへん」になります。

・・労役か布を、に納めます。男子のみ負担します。

→「布だヨー!」と覚えます。

調・・地方ごとの特産物を、に納めます。男子のみ負担します。

→「チョーおとく」と覚えます。

 

一目で男子の負担が重い、ということがわかります。その負担を逃れるため、男子が生誕しても女子として出生届を出す「偽籍」が頻発します。

 

近年入試で出されるようになったのは、奈良時代の天然痘大流行。いわゆる「天平パンデミック」です。735年九州に始まった天然痘はやがて本州に広がり、当時の権力者の藤原四兄弟が全滅する事態に。すべての階級の日本人が襲われ、死亡者は当時の国民の3分の1という壊滅的な被害を出しました。

このことに心を痛めた聖武天皇が仏に救いを求め、全国に国分寺・国分尼寺を建立。さらに東大寺大仏像の建造を命じることになるのです。

奈良の都というと、「あおによし奈良の都は咲く花の匂うが如く今盛りなり」の歌が有名ですが、パンデミックのような恐怖もあったということですね。