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小5下巻18回「昭和時代(2)」

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f:id:mejirorock:20210313015824p:plain 小5下巻18回

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歴史の最終回は、現代につながる昭和戦後史です。

GHQによる占領

GHQ(ゼネラル・ヘッド・クオゥター:連合国軍総司令部)による日本占領政策が始まりました。ただ「連合国」と言いながらも、実質はアメリカによる単独占領でした。これは不幸中の幸いともいうべきことで、ドイツのような分割占領になっていた危険性もあったのです。親ソ連のルーズベルト大統領が存命だったら、間違いなく日本列島の半分をスターリンに差し出したことでしょう。

GHQマッカーサー元帥

 

GHQによる占領政策は途中で大転換します。

前半の方針は「日本の民主化・非軍事化政策」でした。

日本国憲法・・9条で戦力不保持・交戦権否認が定められる。また現実に日本の残存兵力は廃棄され、日本陸軍・海軍は消滅しました。

東京裁判・・東条英機らが「戦争犯罪人」として処刑される。

農地改革・・自作農を増やす。

また財閥解体も行われ、日本の産業構造の変革が行われようとしていました。軍部と財閥は密接につながり、日本の軍拡を進めたと見做されました。むしろ軍とは対立することの多かった三井財閥までが解体の対象となります。

しかし1950年朝鮮戦争が勃発し、冷戦は熱戦へと変わります。ここに来て、GHQによる占領政策は大転換します。

 

後半の方針は「日本の再軍備・共産主義の防波堤」と変化しました。

ソ連の脅威が迫る中、日本をアメリカとともに戦う強力なパートナーにしようと考えたのです。アメリカの都合で、あっちに行ったりこっちに行ったり振り回されたんですから、戦争に負けるってのは惨めなものですね。

警察予備隊(のちの自衛隊)の創設

サンフランシスコ平和条約、日米安全保障条約で独立。

もともと日本陸軍はソ連を最大の敵として満蒙を固め、共産主義の南下を防いでいました。

その日本を壊滅させたために、今度はアメリカ自身が前線に立ち、朝鮮戦争、ベトナム戦争と戦わなければいけなくなったのです。

対日戦後すぐの1946年に作られた「我等の生涯の最良の年」というアメリカ映画では、「この戦争はしなくてもよい戦争だった」と語られています。戦う必要のない日米両国が死闘を繰り広げ、真の敵であったソ連共産主義を太らせ、冷戦を招く結果になったのです。